概要
「ノーゲーム・ノーライフ」の原作12巻にて初登場。
【十六種族(イクシード)】位階序列第9位。
愛神(アルラム)という神霊種によって創られた花と愛の種族である。
見た目だけならば、皆さんよくご存知の通り、ミニマムサイズの可愛らしさと、神聖な美しさが同居した種族だ。
生態
大戦時より、花の種族である妖精種は、自然を愛す森精種とは生態が拮抗しなかったために友好関係にあった。しかし、ある時期を境に多くが奴隷となり、現在ではその約6割が森精種の奴隷となっている。
元来妖精種は、花の種族であるため、花と同じく土と水と太陽さへあれば食事すら必要ない。
その必要最低限の3点セットすら、自前で用意してしまえる、究極エコロジーな種族である。
しかしながら、魔法を行使すると「魂」を消費してしまう。その性質上、「魂」の供給は必須となっている。
その「魂」を増強させるものが、なんと他人の色恋という狂気的仕様であるが、妖精種にとっては文字通りのライフラインである。
当の妖精種は「他人様の恋バナ色恋沙汰を、見て聴いて生じるものーつまりツラみ・エモみ・尊みその他諸々に“萌えて”育つのが自分たちである」と断言し、あまつさえそれを種族ギャグとして取り入れる始末。
最大の特徴は自身の「魂」を併用する特殊な魔法体系にあるとされる。特筆すべきは、空間位相境界「洛園(スプラトゥール)」への干渉である。
ジブリール曰く、「空間位相境界は亜空間のようなもので。これを応用し、情報伝達網(リンカーネット)ー地球にある情報通信網(インターネット)のようなもの」であるという。
…お分かりだろうか、デタラメである。
「スプラトゥール」内は、妖精種の独壇場であり、理論上は天地創造、新世界の神にもなれる。しかし魂は有限のため、事実上不可能。
また、妖精種はリンカーネット越しに、「魂」を相互譲渡ーつまり通貨として使用している。
現代人にわかりやすく説明するならば、
リンカーネットはインターネット。
スプラトゥールは仮想空間。
魂は、自身の根本であると同時に、推しへの課金用通貨。
極論、自身を削り、仮想空間の推しへ投げ銭する、ということである。
また、妖精種には空により無性か両性か?という疑惑がかけられており、かなりの確率で両性であると思われる。
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