概要
『聖剣伝説LEGEND OF MANA』のメインシナリオ「宝石泥棒編」の登場人物の1人。
女怪盗サンドラに協力する半魚人の様な奇怪な容姿の謎の紳士。
“星”の種族であり、その正体は飲み込んだすべての力を吸収し、自身と融合させることが出来る怪物で、いずれは世界そのものを飲み込み、全てを体内で調和させたいと考えているが、それと同時に情に厚く人間臭い一面も多くある。
尚、サンドラに協力し、自身の能力を使って“涙石”を作る計画を推し進めていたのは、美しき珠魅達による悲しき争いに胸を痛めているのと同時に、(アルティマニア掲載の小説などの設定によると)醜い外見であるのにもかかわらず、偏見を持たずに自身と接してくれた蛍姫とアレクサンドルの2人への恩を返すためという理由に他ならず、決して根っからの悪人という訳ではない。
最終決戦において、アレクサンドルと共に主人公たちに追い詰められるが、「ティアストーン」で“涙石”を流す力を得るために999個の珠魅の核を飲み込み自身と同化。その力を持って異形の怪物「宝石王999」と化すも敗北。敗北後はアレクサンドルから譲り受けた彼(彼女)の核をも飲み込み、もはや原形をとどめないほどに名無しがたい姿へと変貌した「宝石王1000」となり主人公たちに向かってくるが、同様に退けられ消滅する。
アニメ版
第8話「ブラックパール」から登場。
基本的な立ち位置は原作とほぼ同じだが、相違点は怪物化はせずに消滅する結末を迎えている。