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CV:神奈延年

概要編集

第21話「かくワラ人形」の主人公。

「ビッグな男」になることを夢見てテレビ局ADとして働いている。

ある日、老婆から『かく名刺』を購入、冗談のつもりで「プロデューサー」の肩書を書くとその効果でドラマのプロデューサーになるも、肩書きがプロデューサーになるだけで才能が得られるわけではなかったため中々企画書が作れず、「肩書きだけのダメプロデューサー」呼ばわりされてしまう。

腹を立てて老婆に文句を言いに行くと今度は『かくビデオテープ』を紹介され購入、最初は空のビデオテープだったため騙されたと憤慨するが名刺のことを思い出しラベルに「大ヒット間違いなしのドラマ」と書いて再生するとそこには今まで見た事のない斬新なドラマが再生され、そのドラマを元に企画書を作成、ドラマは大ヒットしたが自分の扱いが小さい事に不満を抱き、今度は『かくカエル』を購入。

その商品によって音楽プロデューサーに転身、注目を集めるようになるがメディア評論家の田中徹に今までずっと音楽とは無縁だった事や自身の黒歴史ともいえるAD時代を暴露され、さらに盗作、ゴーストライター疑惑をかけられてしまう。

それに怒った宮本は『かくワラ人形』を購入し、彼にイタズラ程度の呪いをかける。

しかし、その後もテレビ番組で自分への批判を止めない田中に激昂し、藁人形にナイフを刺して怪我を負わせるも、後のニュースで彼の足に藁人形に刺したナイフと同じ物が刺さっていた事が明かされ、さらに同姓同名の人間863人にも危害を加えていた事が判明。

ナイフの指紋から犯人だと断定され、連続傷害事件の凶悪犯として逮捕される。

そして彼の名は「同姓同名の人間全員に危害を加えた前代未聞の連続傷害の犯人」として世界中に知れ渡る結果となってしまった。


とはいえ、一歩間違えたら大量殺人犯になっていた可能性もある(実際、最初は殺そうとしたが、少しずつ痛めつける方針に転換した)ので、これでも被害はだいぶマシだったりする。

また、そもそも「同姓同名の人間863人を同時に傷つける」と言うのは道具の力を借りなければ絶対に無理なので、評論家相手を除けば立証不可能で無罪になりそうな気もするが。


余談編集

声を演じた神奈氏は謎の老婆シリーズで「はやくなるサングラス」の主人公の朝井浩一の声も演じているが、こちらもバッドエンドな結末を迎えている。


関連タグ編集

週刊ストーリーランド

謎の老婆

田中徹

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