概要
全身が真っ黒な鱗で覆われ、その体には足と横に大きく裂けた口しか確認できない不気味で巨大な魔物。
物語の始めにてリンクの夢の中で登場。
地上にある封印の地で大暴れしており、リンクに襲い掛かるという内容だった。
その後、ラネール砂漠クリア後に本格的に登場。リンクとは3度戦うことになる。
封印の地の中心から螺旋状に続く坂道を上り封印の神殿に向かっていき、封印されしものが神殿に到着するとゲームオーバーになる。
弱点は頭にある封印の石柱で、剣で押し込むことでダメージを与えることが出来る。
そのため、戦闘は足に生えている白くて柔らかい指を破壊してダウンさせ、頭の杭を押し込むというスタイルが基本になる。
その後の行動は戦闘回数によって異なり、回数を重ねるごとにパワーアップしていく。
最初の戦いでは後半戦より足から衝撃波を出すようになり、衝撃波をよけつつ上記の方法でダウンさせるか、上昇気流を利用したり螺旋状のステージを先回りすることで直接頭に乗って石柱を叩く必要がある。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で登場した時はこの姿であり、ランクはHOPEだがスロットゼロ、走行弱化のデメリット付きとは言えレベル99時のパワーが9000越えとなかなか尖ったバランスである。憑依ファイターは牙が似ているからかキングクルール。
2度目では最初から衝撃波を出すようになっており、腕が生えている。時々この腕を使って崖をよじ登り、神殿までのショートカットを図ってくる。この際崖に掴まった指をすべて破壊することでもダウンを取ることが可能。
また、頭に乗った時に振り落とす動作をする。
最終戦では腕の他に尻尾も新たに生えており、ある程度ダメージを与えると禍々しい輪を展開し空を飛ぶようになる。
こうなるとリンク一人では為す術が無く、バドの操作する「パワフルピッチャーマシーン」で撃墜または直接飛び乗る必要がある。
ちなみに今まではその杭を使って女神ハイリアによって封印されていたが、封印が弱まっていたこととギラヒムの一連の行動によって少しずつ封印が解けていた。
※以下、物語の核心部分が描かれているため、ネタバレ注意。
正体
その正体は女神ハイリアに仇なし封印された魔族の王「終焉の者」であり、ギラヒムはマスターたる彼を完全復活させるべく暗躍していた。
終焉の者は封印の石柱諸共トライフォースの願いによりスカイロフトから落下してきた女神像の下敷きとなり滅され、ギラヒムも現代で主を復活させることは諦めたが……
ゼルダ無双において
ゼルダ無双にも敵NPCとして登場。
レジェンドモードではスカイウォードソード編「封印されし野望」にて封印の地ステージに登場する。
倒し方はスカイウォードソードと同じ攻略法が通じる。※パワフルピッチャーマシーンも健在。
リンクルを主人公にした緑衣の少女編では、不完全な形で復活した小型の封印されしものが登場した。
関連タグ
大海獣 - 姿が似ているとの声も