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cv:及川ひとみ

概要編集

村上もとか原作のマンガ「六三四の剣」の登場人物。

主人公・夏木六三四の保育園時代からの幼馴染。

六三四の剣道のライバルとして登場した轟嵐子とちがって、ごく普通の女の子として育つ。

それゆえに小学生時代には北上少年少女剣道クラブのチームメイトとして六三四最大のライバル・東堂修羅と戦い、高校進学時には全国でも屈指の強豪となった嵐子とちがって、物語で目立つことはほとんどなかった。


高校進学後、もなみは六三四のライバルのひとり・乾俊一と出会う。

北陵高校代表の剣客・乾は、妾腹の生まれであることから家族に疎まれた自暴自棄な性格をしており、手段を選ばない暗い剣でもあることからチームメイトからも孤立し、嫌悪されていた。

乾の暗い剣と六三四は戦う。六三四は乾の剣に恐怖し彼の左腕を粉砕、剣をふるうことに恐怖した六三四は格下の選手にも苦戦するほどのスランプに陥り、恐怖を振り払うために長い修行の旅に出ることとなった。


その一方で剣の道を断たれ絶望した乾は、六三四が大事を思うもなみを襲うのだが……当然ながら拒絶される。しかし、この出会いが乾ともなみに新たな因縁をもたらすことになる。

その後、乾は一縷の望みをもって九州・天草に渡り、孤独な生活を送る二刀流の達人・古沢兵衛に弟子入りを懇願、太平洋戦争で多くの無辜の民を殺害したことを恥じる古沢の内弟子となり、生命をかけた修行の末、二刀流の奥義を会得する。

東京代表としてインターハイに出場した乾は六三四と再戦するが惜敗、乾は「古沢先生の剣が弱かったのではなく、俺が弱かっただけ」と涙する。

乾の戦いを陰ながら見守り、「乾が好きじゃないのか」と六三四に言われたもなみは、乾に「あなたが日本一になるところが見たい」と語り、ふたりは会場を後にした。


関連タグ編集

六三四の剣 夏木六三四 乾俊一

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