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CV:若本規夫

概要編集

夏木六三四の親友にして宿命のライバル・東堂修羅の父であり、六三四の父・夏木栄一郎とは大学の先輩後輩の間柄であり、剣友にしてライバル。修羅の剣の師匠でもある。

学生時代に全日本を制した天才剣士であり、それ以降表舞台から去っていたが、栄一郎の全日本制覇に触発されて復帰。やがて全日本準決勝で相まみえるも壮絶な試合の末に惜敗。しかし栄一郎は優勝を決めた後に準決勝での怪我が原因で他界。これによって六三四から一時期復讐心を抱かれた事もある。

修羅を厳しく鍛え。一流の剣士に育て上げるものの、高校三年時に末期癌に侵されており、息を引き取った。


人物像編集

明るく情熱的な栄一郎とは正反対にクールで冷静沈着な雰囲気の持ち主。剣の修行に関しては自他に厳しく、一人息子の修羅を鍛える様は感受性の強い妻・朝香が実家へと帰る程だった。

また基本的に紳士的であるものの感情表現等は不得手である為か、冷酷な印象を抱かれてしまう等誤解を受ける傾向があるが、妻子に対しての愛情は確かであり、自身が剣友を結果的にし死に至らせてしまったことに涙している。また小学四年生となった栄一郎の息子・六三四が復讐の為に奈良・柳生の自宅を訪れた際はその復讐心を受け止め、自身が常に栄一郎と戦い続けている事、復讐心に囚われた六三四に自分の道を歩むように叱咤する姿は、何処となく父親のような姿でもあった。

なお、栄一郎との年齢差はわずか一歳。相当に老成した風貌の主である。

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