flat face氏による、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトを中心としたフランス革命時代の様々な人物を描く歴史創作小説(ナポレオニック)である。古代ローマおよびその後継国家たちを描いた前作・『小説ローマ帝国』の続編。
本作のナポレオンは意図的に暴君となることで逆説的に市民による自発的な民主化革命を促す立場をとることがキャラクター設定画に示されている。
後半部分では、ナポレオン三世などの子孫や、ボナパルティズムの亜流であるブーランジズム(ブーランジェ将軍待望論)、同時代の世界帝国たる大英帝国の人々、ナポレオン同様にヨーロッパ支配を目論んだドイツのヒトラーやスターリンについても描かれた。
詳細は総目次を参照されたし。