概要
デッドマウント・デスプレイの主人公であり、異世界で世界の敵と恐れられていたアンデッドの死霊術師。討伐隊の一員「災厄潰し」との戦闘中に発動した秘術により、なぜか魂が現代日本の少年の身体に憑依してしまうところから物語が始まる。
異世界でも屈指の死霊術師であり、スケルトンやゴーストを召喚・使役する強大な力を持つ。
彼自身の見た目はRPGのボスキャラにも見える巨大な骸骨の化物。
しかし、現代日本では魔力の供給が碌にできないため、また本人が『平穏な生活』を望むため、四苦八苦していくすることとなる。
現在は新宿の一角で占い屋敷を経営中。死霊術と仲間である繰屋匠のサポートによりなかなかの盛況。
人物
『屍神殿』という仰々しい異名とは裏腹に、争いを好まない穏やかで優しい性格。本名は別にあるのだが、現代日本では発音し辛いため通り名の屍神殿を名乗っている。
『子供』と『友達』を何より大事にするが、それ以外に対してはドライな割り切った価値観を持つ。また大事なものを侵されそうになった時には歯止めが利かなくなるという危うい一面がある。異世界で世界の敵になったきっかけも、家族同然に暮らしていた孤児たちを虐殺された報復によるもの。
亜眼と呼ばれる特殊な目を生まれつき持ち、死霊の姿を見、声を聴くことが出来る。これは転生後も同様。死霊術は死霊から魔力を得ることが出来る(正確には未練のエネルギーを魔力にできる)ため、現代日本でもそこそこ魔力補給ができる。
上記の通り普段は穏やかな性格のため、色々とぶっ飛んだ性格の人物が多い作中では割と振り回される立場になっている。
関連人物
四乃山ポルカ:憑依した体の元の魂。劇中では「真ポルカ」と呼ばれ、現在はサメのぬいぐるみに憑依している。
繰屋匠:現代日本に来てから得た友人。情報屋。
崎宮ミサキ:現代日本に来てから得た友人であり真ポルカを殺した張本人であり屍神殿が初めて殺した相手。お互い殺されたことは気にしてない。
倉木リサ:新宿で生きるための生活の場を与えてくれた相手。
シャグルア:異世界で自分を殺した相手。同じ亜眼持ち。