プロフィール
概要
『デッドマウント・デスプレイ』のメイン登場人物の一人。本作の狂言回し的役割を担う愉快犯。
三纂からは『怪人ソリティア』の渾名で呼称されていたが、のちに自らこの名を名乗るようになる。因みに名称は本名をもじっただけ。
奇術師を自称(協会には所属していない)し、まるで魔法のようなド派手な奇術(本人曰く「種も仕掛けもある」)で周囲を煙に撒く神出鬼没の怪人物。過去に大規模かつはた迷惑な無許可マジックを複数回行い、挙句の果てに当時の総理大臣(+与野党の党首全員)を誘拐したことで一躍有名となるが、その後自ら出頭して逮捕される。
物語の開始時点ですでに獄中の人となっていたが、岩野目ツバキにポルカが起こした『火災現場の動く骨』の映像を見せられたことでやる気を取り戻し脱獄。電波ジャックを行い『怪人ソリティアの復活公演』を大々的に宣言した。
人物
身体は大人、心は少年のピュアな心を持った男性。「心に棲む夢見る中学生の夢を叶えてやりたい」と公言し、世界のどこかに「本物のファンタジー」が存在すると信じて疑わない夢想家。上記の迷惑騒動の数々も、その目的はこの世のどこかにいる「本物」を騙すためだった。そのため周囲が被った迷惑については認識しているが反省は全くしていない。
結果として何の反応も返ってこなかったため、絶望して自ら警察に出頭、逮捕された。
非常に饒舌だが、話す内容の殆どは駄法螺か本筋から外れた無駄話。一見思慮深い発言も実はその場の思い付きだったりと、行動の大体が勢い任せで計画性がない。一方で奇術師ゆえか洞察力にも優れており、相手の危険性を一目で看破したりと知的な面もある。
三纂からはその行為の迷惑さもさることながら、意識するしないに関わらず厄介な人物を引き寄せていく人物性を警戒されており、事実彼の行動が遠因となって数々の人物や厄ネタたちに影響を与えている。
因みに、雑貨殿から『日本の放送権』を買った時に数千万をポンと払ったり情報提供者に3億円の支払いを約束したりと、実は大金持ち。
その他
関連イラスト
[pixivimage:
別名・表記ゆれ
関連タグ
ハリー・フーディーニ:似非超能力者のトリックを見破ってきた実在の奇術師。