概要
NHKの歌番組「みんなのうた」で放送された歌で、初放送は1976年4月から5月。
作詞・作曲はみなみらんぼう。歌はNHK東京児童合唱団の川橋啓史。
歌は山口さんちのツトム君の幼馴染の女の子の視点で語られ、元気のないツトム君に声をかけても返事がなく、大事にしていた三輪車が雨の中放置されているのを見て心配するものの、田舎に帰省していた母親が帰宅するとツトム君はたちまち元気になり、一緒に田舎のお土産であるイチゴを食べるというもの。
同年には同名の短編映画が製作され、7月18日封切りの東映まんがまつりの一つとして上映された。さらに同年9月1日にTBS系列局(ただし信越放送、北陸放送、熊本放送除く)ほかで放送された「夜明けの刑事」でも『山口さんちのツトム君誘拐事件』としてネタにされた。
そのうえこの曲の初放送から約半年後の同年10月から11月にかけて、アンサーソングである「ユミちゃんの引越し〜さよならツトム君〜」が放送された。