ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

曖昧さ回避

  1. 中華人民共和国の地名。山東省。渤海黄海に面する。港湾都市青島市などが有名。
  2. 中国人民解放軍海軍の002型航空母艦「山東」。由来は先の山東省から。本項目で記述する。

002型航空母艦「山東」編集

空母シャンドン(CV-17)PLANS Shandong, 2019

2019年12月に就役した中国人民解放軍海軍002型航空母艦(空母)。中国海軍にとって001型航空母艦「遼寧(旧アドミラル・クズネツォフ級重航空巡洋艦『ヴァリャーグ』)」に続く2隻目の空母であり、未成艦を購入して完成させた遼寧と異なり最初から中国国内で建造された初の国産空母である。


基本的には「遼寧」の拡大発展形で同艦と同じSTOBAR(短距離離陸拘束着艦、スキージャンプを使って発艦しアングルドデッキとアレスティングワイヤで着艦する)方式の空母だが、「遼寧」から下記の様々な改良が施されている。

  • 艦自体の大型化とそれに伴う艦首スキージャンプの角度変更。「遼寧」は全長301m・満載排水量67,500tでスキージャンプ角度は14度だったが、「山東」は全長308.5m・満載排水量70,000t(推定値)と大型化する一方スキージャンプ角度は12度に緩められている。
  • 大型化と設計変更による艦載機格納庫の容積増大。特に「遼寧」では艦前部のP-700艦対艦ミサイル区画を改装によって別用途に転用(ただし強度上の問題から完全転用は出来ず)することで容積増大を図っているが、「山東」では最初から格納庫として設計することで艦載機搭載数の増大が図られている。
  • 艦橋形状の変更及び小型化、搭載レーダーの変更。「遼寧」から前方ブリッジが2層に増やされた一方、艦橋自体の大きさを1割削減することで省スペース化が図られている。また、「遼寧」では蘭州級駆逐艦と同じ346型AESA(アクティブフェーズドアレイ)レーダーを「アドミラル・クズネツォフ」と同じ装備要領(艦橋前部正面及び左側面、後部右側面及び後方正面)で搭載していたが、「山東」では改良型の346A型に変更した上で装備要領を蘭州級などと同様艦橋の四方に張り付けるものに変更されている。

就役後は随伴艦を伴い積極的な洋上演習を実施する姿が度々周辺諸国に捉えられている。

関連記事

親記事

pixpediaで分割された項目 ぴくぺでぃあでぶんかつされたこうもく

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 9555

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました