概要
ログ・ホライズンTRPGのリプレイで登場。アニメ版にも逆輸入された。登場の経緯が経緯なのか実は原作小説には登場していない。
元々はリプレイ版の主人公たち〈にゃんこ亭〉のメンバーの一人であるヘッジホッグ・AKが考案、作成したモンスターのぬいぐるみ。
見た目は当初は「某有名RPGのスライムに山羊の首が生えている」という不気味なものだったが、アニメへの逆輸入に伴い、流石にそのままはマズいと思われたのか、「山羊のような角と全身に青い毛の生えたスライム」に変更されたことで結果としてキモさが増している。
悪ノリしたAKによって5万個も作られたが、当然全く売れずにギルドハウスの倉庫に大量の在庫を抱えることになった。
その後、リプレイの本文や注釈で
「夜な夜な『買ッテ』『買ッテ』と言いながら後をついてくる」
「いつの間にか1000個増えている」
など、数々の怪奇現象が語られるようになる。
リプレイ第4巻では〈ロデリック商会〉が開発した決戦兵器「山羊スライム戦車」のモデルであると共に燃料にもなっており、その影響か戦車の中に残っていた複数の個体が生命を得て野に放たれた。
プレイヤーやゲームマスター(=原作者)たちの悪ノリの結果、ただのぬいぐるみから呪いの人形を経て新種の生物と化すという奇妙な存在となってしまい、これをギャグと取るべきかホラーと取るべきかは各自の想像に任せるものとする。
アニメ版では上記の通りデザインを改変されてキモカワなぬいぐるみ(?)として2ndシーズンから要所要所で小道具的な扱いで登場している。
3rdシーズンのEDでも登場しており、ぶっちゃけ〈にゃんこ亭〉の面々よりも出番が多い(にゃんこ亭は基本モブキャラ扱い)。
ただし、あくまでぬいぐるみ扱いであり、さすがに命は得ていない模様。