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岩木山雪里白那之五十五子結

いわきやまゆきさとしろなのごじゅうごしゆい

「岩木山雪里白那之五十五子結」とは、「怪物事変」に登場するキャラクターである。
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CV:石川界人


概要編集

雪や氷を操る怪物・雪男子の青年で、岩木山雪里白那之五十六子晶双子

但し、何かと臆病で繊細な弟とは正反対に逞しくそれでいて弟思いな優しさも持っており、晶から慕われていた。


弟共々血縁者が女性ばかりの雪深い村環境で生まれ育ち、そこでの生活に息苦しさを感じていたことで晶と共に村から脱走するが、逃亡の最中離れ離れになってしまった。


来歴編集

雪女子の里に100年に一度生まれる男として、弟と共に生を受ける。


里を存続させるために必要な子種として厳しい監視社会の中で窮屈さを感じながらも、純粋無垢な晶の存在だけを糧に生き、更には偶然遭難者の遺したバッグの中の品物から東京の存在を知り、加えて雪女子達の話から怪物屋を営む隠神鼓八千のことも耳にしたことで、いつかは里を出て東京で二人で暮らすことを夢見るようになる。


しかしその後、弟共々雪の里に縛り付けるに里の長に就任される。

そこで結を待ち受けていたのは、長の責務と労働のみならず、雪女子達の醜い権力闘争だった。

他者を蹴落とす為に自分に言い寄ってくる雪女子達の欲望と怨念に晒されて続けていく内に精神をすり減らしていった。

それでも晶の存在だけを頼りに生き続けるが、後に晶にも長たる資格があることを知ると、弟を巻き込まない為に密かに雪女子達を招集し、「晶が里を出ることを許可しないなら自害する」「晶に自分の代わりは務まらない」と脅迫して晶をどうにか一先ず里から逃がすことに成功する。

だが、雪女子達は「命を保証するとは言っていない」として既に晶を手にかける為の追手を差し向けていた。


弟が死んだと思い込んだ結は発狂。

怒りと悲しみのままに雪の里を吹雪で守る零結石の力を解放し、自分に埋め込むことで雪の里を壊滅させてしまう。

こうして強大な力と引き換えに心身を荒らした結は、自我が薄れていく中でも弟への兄弟愛だけを頼りに東京へ向かった。


その先で偶然家出していた晶と再会。

しかし、殆ど晶への執着心しか無かった結は、晶を雪の城に閉じ込めた上に連れ戻しに来た日下夏羽一行も氷漬けにしてしまう。

その後は彼らを助けるべく一芝居打った晶によって共に城から出されるが、そこで零結石を狙う野火丸と激突。

そこへ復活した夏羽も参戦し、2対1の戦いを繰り広げるも零結石の力でこれを圧倒し、二人の連携にも一切ひるまず応戦する。

しかし、戦いの中で零結石に命を吸われ続ける限界を迎えて動きを止めるが、同時に体が崩壊する危機に直面してしまうが、夏羽の持つ命結石が零結石と融合したことで石から切り離されてどうにか一命をとりとめた。


その後は正気を取り戻して晶とも本当の意味で再会を果たすと、共に自分探しの旅に出た。



関連タグ編集

怪物事変

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