原作にのみ登場するキャラクター。一人称は「俺様」。
魔界から魔法の国を侵略するために派遣された「魔王」のひとり。大魔王の八男。
概説
魔法の国担当の魔王でありながら、町の人間には「バイトと遊びに勤しむ魔王のにーちゃん」として、非常に馴染んでしまっている。
魔王の仕事をしている時のコスチュームは、アニメ版大魔王の着ぐるみ。
普段はリストバンドやチョーカー、黒い服等を好んで着用している。
遊び好きでおちゃらけた性格の反面、実力は高いらしいが発揮されている所はあまり見かけない。
ポピィがエガオンの正体だと知り、自分のサボりがバレないようにと(脅しとも取れるような)協力を要請。
その後もポピィを弄り易いと感じたのか、脅したり弄んで楽しんでいる場面が多々あり、Pixiv内ではこの二人がセットで描かれる事が多い。
性質は異なるがマニア体質は父親譲りなのか、かなりのゲームマニアで居城には、大量のゲーム機やソフトを保管している。コレクションはアーケードの筐体からコンシューマや携帯用ゲーム機まで時代世代を問わぬ一級のコレクションで、居城のコレクションルームはマジで超大規模ゲームセンターの様相を呈している。
とにかく面白そうな事が大好きで、物事をあまり深刻には受け止めないタイプ。
テンションが高くノリやすい体質で、一時期騒動の巻き添えを喰って魔法少女化した事もあったが、性別すらも変えられて凹むどころか、ノリノリで周りに犠牲者を増やしていった事も…。
(その際にポピィも犠牲となっている)
しかし割と面倒見は良いらしく、騒動を起こすチャチャ達を助けたり、時には混乱する場で機転を利かせて事態を収めることも多い。いわば理想の上司。
変装して「たいらはち」として正義の隊員採用試験を受けて合格、市松には同一人物と気付かれずに活動もしていた。
実はとある人物の実弟であった。
なぜか父親の顔は覚えていたのに母親の顔は忘れ、兄達も偽者が紛れ込んでいてもどれが偽物か分からなかった。(そのため母親そっくりの兄に会った時には兄と気付かなかった)
もっとも魔界の住人(特に魔王の一族の男性)はハマったものに容姿が際限なく似ていく(野菜にハマれば野菜になり、魚にハマれば魚になっていく)という特徴があるため成長に従って容姿がどんどんかけはなれていくので兄弟といえども判別は難しい。
最終的には魔法の国の選挙で国王に選ばれている。
だがサボり癖は直っていない模様。その監視役としてポピィが国王秘書兼エージェントとして雇われていたりする。
余談
容姿が子安武人に似ている。
そして、子安ファンが氏にご注進し、ご本人が「あっ! 俺だ!」とラジオでネタにした。
作者曰く偶然だが、それ以来、作者の平八脳内CVは子安氏であるらしい。