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幻の大怪獣アゴン

まぼろしのだいかいじゅうあごん

『幻の大怪獣アゴン』とは、日本電波映画製作の特撮番組。及び劇中に登場した怪獣の名称。
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概要編集

本作の放送期間は、1968年1月2日 - 1月5日にフジテレビ系で放送。全4話。

1964年2月に製作され、同年秋に放送される予定だったが、スポンサーがなかなか見つからなかったため、お蔵入りになっていた。1968年にようやく放送される。当初は26話を予定していたが、制作4話で打ち切りとなった。


あらすじ編集

茨城県東海村で深夜、ウランを輸送していたトラックが何者かに襲われる事件が起きた。取材に訪れた毎朝新聞の須本五郎と調査していた大和刑事、右京博士の目の前に突如巨大な恐竜型の怪獣が出現する。原水爆実験のショックで甦った原子怪獣は、アゴン(アトミック・ドラゴン)と命名され、ウラン物質を求めて果てしなき破壊の道を歩むのだった。


出演者編集

須本五郎(新聞記者):広田進司

大和刑事:松本朝夫

右京博士(原子力センター科学者):志摩靖彦

静川さつき(原子力センター所員):沢明美

松造(漁師):入江慎也

紋太(松造の息子):小林芳宏

黒田(麻薬の売人):福山象三

鉄(黒田の子分):野崎善彦

アゴン(スーツアクター):東悦次


スタッフ編集

制作:松本常保

監修:関沢新一

脚本:関沢新一、内田弘三

監督:峯徳夫大橋史典

特技監督:大橋史典

撮影:河原崎隆夫

照明:松本久男

録音:竹川昌夫

音楽:斉藤超

美術:鳥居塚誠一

特撮:影山晴紀

制作:日本電波映画株式会社


放映リスト編集

話数放送日サブタイトル脚本監督
第1話1月2日アゴン出現 前編関沢新一峯徳夫
第2話1月3日アゴン出現 后編関沢新一峯徳夫
第3話1月4日風前の灯 前篇内田弘三大橋史典
最終話1月5日風前の灯 后篇内田弘三大橋史典

関連タグ編集

特撮 怪獣 アゴン


灼熱怪獣アロンマグマ大使に登場した怪獣。アロンのスーツは、本作品の怪獣をリメイクした怪獣である。アゴンのスーツから改造したと勘違いされがちだが、スーツは新規造形である。造形者は、本作の監督、特技監督を兼任した大橋史典氏である。

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