曖昧さ回避
- 旧約聖書『出エジプト記』に登場する人物。※この項で説明
- 特撮番組『ウルトラセブン』に登場する怪獣。別名「豪力怪獣」。→豪力怪獣アロン
- 特撮番組『マグマ大使』13話～16話に登場した怪獣。別名「灼熱怪獣」。※この項で説明
- ゲーム『カセキホリダー』に登場するリバイバーの内の一体。
- アニメ『ポケットモンスター波導の勇者』の登場人物。→アーロン(ポケモン)
- アニメ『装甲騎兵ボトムズ』に登場する秘密結社でPS製造にかかわる双子の科学者の一人の「アロン・シュミット」。アロンとグラン
- アニメ『重戦機エルガイム』の登場人物→「アロン・ジェルバ」
- アニメ『聖闘士星矢冥王神話』の登場人物。→アローン
- アニメ『映画ドラえもんのび太の宇宙英雄記』に登場するポックル星の保安官。
- 漫画『ときめきトゥナイト』に登場する魔界王家の王子「アロン＝ルーク＝ウォーレンサー」。
- ミュージカル『セーラームーン』のブラックムーン一族の一人。
- 韓国のアイドル『NU'EST』のメンバーの一人「아론」。
- 日本の柔道家→「ウルフ・アロン」
1.の概要
英語表記は "Aaron" (エーロン)、ヘブライ語では "אַהֲרוֹן" (アハローン)、アラビア語で "هارون" (ハールーン)。
モーセ五書のうち、特に『出エジプト記』で重要な役割を果たす人物。モーセの実兄にして補佐役、やらかし要員。モーセ五書が編纂される過程において創出された後付け設定の人物ではないかとする説もある。
コハテの子・アムラムと、レビの娘・ヨケベデの間に生まれた三人姉弟の長男。ただしヨケベデに関する記述は少なく、一説には末弟であるモーセのみがヨケベデの子であり、アロン(およびその姉ミリアム)は異母兄弟であるともいわれる。
最初は口下手なモーセに代わって民を導き、その後も多くの場面でモーセを助ける役どころで描写される。
アロンとその息子たちは祭司として神に仕えることになり、ユダヤ教における祭司の祖ともされている。
一方でアロンの判断が神の意思に背く展開もあり、民の懇願を受けて金の子牛を作成し、下山してきたモーセを激怒させた件が特に有名。
他にも様々なやらかしで神の怒りを買った結果、約束の地に入ることが許されなかったといわれる。
なおイスラム教の聖典『コーラン』にも、ムーサーの兄にして補佐役であるハールーンという人物が過去の預言者のひとりとして登場し、イスラム社会におけるワズィール(وزير)(『宰相』『大臣』と訳される)の祖とされている。
3.の概要
- 身長：50メートル
- 体重：320トン
第13話「最後の遊星人」、第14話「ドクロ島」、第15話「怪獣アロンを撃て！」、第16話「地球最後の日」に登場。人間モドキ作戦と同時進行で暴れた。
富士山麓の地底から現れた怪獣で、体内に蓄えたエネルギーで火山を活性化させ周囲を灼熱地獄へと変えてしまう。パル遊星を滅ぼし、地球の極地の氷を溶かして滅亡寸前というところまで被害を与えた。
口から吐き出す1万℃の炎や角から出す毒液が武器だが、体が冷えることが弱点であるところをつかれ、雨で冷えたところをマグマ大使のロケット弾で倒された。
実は第1話に登場した「大恐竜」に照明を当てて印象を変えたものである。
造形は大橋史典で、氏が担当した1968年に全4話が放映されたテレビドラマ「アゴン」の怪獣をリメイクしたもので、良く似ているが細部が異なる新規造形である。
