ゲーム概要
1997年3月6日発売の、同社が刊行していたディスクマガジン『Disc Station』14号に収録された。
同誌の定番シリーズ「幻世」シリーズの1作。
2023年11月30日にリメイク『幻世酔虎伝プラス』が発売された。販売元は韓国のテウォンメディア。対応機種はNintendo Switch。
ゲームシステム
トップビューのRPG。戦闘はキャラクターごとに戦い方を切り替えてステータスに補正がかかる「モード」というシステムや、技をたくさん使うと技がレベルアップしてより強力になるシステムが特徴的。
キャンプモード(ステータス画面)では、キャラクターのひとり言が表示され、このひとり言も状況に応じて細かく用意されている。
ゲームをクリアすると、プレイ内容に応じて段位が認定される。
ストーリー
主人公アターホーは、ある事情で故郷からはなれた山の中に住んでいます。
ある日、いつものようにのんびりしていたアターホーの元に、一人の虎の拳士が訪れてきました。
虎の拳士の話とは、近々虎の民の里で開催される武道大会に助っ人として出場してほしいということでした。
故郷の人間(?)の頼みを頼みを快く引き受けたアターホーは、武道大会に参加するため、虎の民の里に向けて旅立ちます。
が、旅の途中で思わぬ事件に巻き込まれることに・・・。
(「コンパイルステーション」内「コンパイルゲームカタログ」より引用 「頼みを頼みを」は誤字と思われるが原文通り)
登場キャラクター
- アターホー
主人公。シリーズ過去作では仲間キャラクターとして登場していた。「虎の民」の拳士。年齢不詳だが歳の割に元気で、言動がかなりオヤジくさい。へんぴな山の中にひとりで暮らしている。酔拳の使い手で、多くのフィクションの酔拳に倣い「飲めば飲むほど強くなる」(実際の酔拳は飲酒して行うわけではない)。寝酒をこよなく愛している。
- リンシャン
仲間キャラクター。本作がシリーズ初登場。「猫の民」の女拳士。伝説の修行場に向かう途中でアターホーと出会い、行動をともにする。
- スマッシュ
仲間キャラクター。シリーズ過去作では何度も登場して主役経験もあった。「犬の民」の忍者剣士。相変わらずのスケベである。