幽雫宗冬
くらなむねふゆ
「御意に。お嬢様」
幽雫宗冬とは相州戦神館學園八命陣の登場人物である。
身長 181cm
体重 70kg
幽雫宗冬は夢界六勢力のひとつ、貴族院辰宮に所属している。辰宮家当主の百合香に仕え、身の回りの世話をするとともに、非力な彼女に代わって戦い、有事の際には命を賭して彼女を守る辰宮家の筆頭家令。その女性と見紛うほどの美貌、痩身、そして穏やかな物腰からは想像もつかないほどの強さで、戦真館初代筆頭の伝説を有する。得物はサーベルで、多彩な戦術をもつ。実力は他の六凶にも引けを取らない。
そんな、一見完璧超人のように見える彼だが――
まさかのマゾ疑惑
幽雫宗冬は第三話「朝に誓う」で強烈な初登場を果たす。
百合香と交渉をしに第六層にある辰宮家を訪問した神野明影を、従者である幽雫は迎え撃つ。彼は汚物をまき散らす神野の力を打ち消し、華麗な剣さばきを見せる。そんな幽雫に対して神野は強烈なセリフを放つ。
「くらなくんはまぞ。おじょうさまのあしのうらをなめるのがすき」
「おまえはじぶんでちんぽをこすることもできないこしぬけ。きれいなのはみためだけで、なかみはくさったせいえきしかつまってない」
「くさい。くさい。おまえはくさい。ゆりか。ゆりか。ああおじょうさま、ふんでください。うふふふ、ひぃっひっひっひ――きひははははははははは!」
なんの脈絡もない唐突な煽りは、プレイヤーに大きな衝撃とシュールな笑いを与えたのだった。
そしてPV3へ
12月13日に公開されたPV3において彼のマゾ疑惑は真実(トゥルース)へと変わった。
夢界六勢力が集う「ボスラッシュ」とも呼べるPVの1:43~2:07に貴族院辰宮が登場するが、そこには百合香の足を舐める幽雫の姿が。神野のセリフは決して戯言などではなかったのだ。百合香のセリフも彼のマゾさに拍車をかけている。もちろん、このやり取りはゲーム中にも存在する。
ちなみに、PV3の曲は傾城反魂香というタイトルで、貴族院辰宮専用BGMと思われる。