『聖闘士星矢』の登場人物、龍星座の紫龍の必殺技の一つ。龍の形の小宇宙を纏って体当たり(?)する。原作のごく初期に登場した技ながら、廬山昇龍覇に比べて知名度も使用頻度も低い。
基本的に1Pに大技を一つドーンと出す、ボッ立ちで手から何か凄いものを出すのがお約束の原作者の描写からすると、横方向に延びる突撃技であった時点で出番が激減したのはむべなるかな。ハーデス編終盤に使用した時も体当たりではなくパンチになっていた。
ただし、使う時はクンダリーニを発揮して近付けないクリシュナや、異次元に相手を吹き飛ばす突風を必殺技に持つシルフィードなので、使い時自体は割と真っ当。
Ωに登場し、紫龍の技を受け継いだ龍峰は紫龍とは対照的に肉体の強さや頑丈さが伴っておらず、技巧派と言うこともあって使い手としては不向きであり、使用していない。
ファミコン版でも忘れられているほどの知名度のなさが悲しい。しかし、ゲームボーイ版のセイントパラダイスでは、技の練度が上がると昇龍覇より強力な必殺技に設定されている。