概要
愛息・ドラゴン龍峰の潜在能力を引き出させるためならば、自ら敵の技を受けて死んだフリ(*下手すりゃ本当に死んでいた)をする事も厭わないライブラ紫龍の教育方針(もとい生き様)。
コレのパロディ。
命を張った英才教育
二級パラサイトでも最強の使い手と評されるレアとの戦いにおいて、紫龍は、先代の山羊座の黄金聖闘士であるシュラより受け継ぎしエクスカリバーで、彼の放つゲイボルグを迎え撃つ。
…が、彼は文字通り意表を突かれ、ゲイボルグを受けて倒れてしまう。
倒された父に代わって聖衣を脱ぎ、まさしく背水の陣で挑む龍峰。そして彼は一時的に“オメガ”の入り口まで到達し、レアをも驚愕させる。しかし急激に小宇宙を高めた事で、負荷に耐えきれなかった龍峰はその場に倒れこんでしまう。
「お前に謝っておくことがある。」
紫龍は考えていた…そう“自分以上の力を秘めた龍峰の才覚を引き出すにはいかなる方法が有効か?”と。
そして彼は、若き日の自分が常に行い続けてきた、ギリギリの状態での戦いを息子に経験させ、その眠っている力を解放させるという、どこぞのナメック星人的スパルタ教育法を実行した。
だが、半端なやり方では、彼の奥底に眠る真の力を引き出すことはできない。ましてや、オメガの入り口に到達することなど不可能である。そして、紫龍は思った…。
“自ら敵の技を受ける事で自身を死の寸前まで追い込み、誰も手助けに来れない状況を作る事で、龍峰の力を目覚めさせよう。”結果、彼の狙いは、大方達成された。
そして彼は、黄金の廬山昇龍覇を放ち、レアを打ち倒した。本気を出した紫龍にとって、実はレアは一撃で叩き伏せる事の出来る相手であったのである。
致命傷を受けたレアは、今際の際に「なんという…親バカ…。」と皮肉とも称賛ともとれる言葉を紫龍に投げかけ、そのまま力尽きた。
その後まもなく龍峰も意識を取り戻し、五老峰の聖闘士の親子は先に進んだ。もはや“親子水入らず”どころか、水蒸気すら入る余地もない。
そして親バカは続く
若き聖闘士らが一級パラサイト・ガリアと対峙した際、龍峰は紫龍ら黄金聖闘士に先に進むよう訴え、紫龍もまた龍峰や若き聖闘士らに戦いの場を任せてパラス城の奥へと進む。
自分たちが手助けをしても若き聖闘士の成長にはならない…彼の教育理念は決して揺るがない。
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あたしって、ほんとバカ 美樹さやか:パロディ元
なお
同じ東映作品かつニチアサ、パロ元が同じ作品とはいえこれとは関係ないと思う。