影ふみオイル
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かげふみおいる
『ドラえもん』に登場する、ひみつ道具の一つ。及び同名のエピソードの一つ。
ドラえもんカラー作品集3巻及び、藤子・F・不二雄大全集15巻に収録。
相手の影にこのオイルをたらし、その影を踏む、石を当てる、車でひくなどの攻撃を与えると、その影の本人にも同様の衝撃や痛みが伝わる。
大山版
- 1987年11月6日放送
- サブタイトルが「かげふみオイル」に変更
- のび太達が野球の試合をしている下りが追加され、のび太は飛んできたボールをキャッチすることができず、これにより自分達のチームが負けてしまい、怒ったジャイアンにボコボコにされ、原作での冒頭の下りに至った。以上のことから場所は川辺のグラウンドになっており、ドラえもんはやって来た時『ポケットの中に』を歌っていた。
- ドラえもんはのび太の話を聞いて思わず笑ってしまったが、のび太がひどいよと泣き出したため、この道具を出した。
- ドラえもんが試しにのび太の影で実験してみたため、不便さを感じたのび太はすぐにジャイアンのもとに向かわず効き目が切れるまで部屋でじっとすることにした。
- ドラえもんとのび太がジャイアンから逃げた後、空地でしずかと彼女の母親からクッキーの材料を買いに行くから一緒に来ないかさそわれ、のび太は付いていこうとしたが、ドラえもんから本来の目的を言われ、残念ながら断ることにし余計ジャイアンへの復讐心を高めた。
- それから2人は「秋も終わりだね」などと言いながら空地で影が長くなる夕方までその場でじっとしており、しずかと彼女の母親も買い物の帰り道で2人を見ている。
- ジャイアンは自動販売機を見つけ、スネ夫にジュースを飲まないか聞いたが、結局スネ夫がジュース代を出すことになり、この隙にドラえもんが影ふみオイルを使用した。
- のび太は何度もジャイアンの影を踏もうとしているが、どれも失敗ばかりだった。
- ジャイアンの影を踏んだのは幼児が漕いでいた三輪車で、この直後ダンプカーがやって来たため、ドラえもん達はこれに引かれたら死んでしまうと思い、ジャイアンに逃げるよう言った。そしてジャイアンもこれに従い逃げることにしたため、ドラえもん達はジャイアンの身を心配するも、逃げ回ってるうちに効き目が切れると思い、ラストはジャイアンがダンプカーから逃げながら「助けてくれー!」と叫ぶというオチになっている。
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