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演:村井克行

概要

本作のヒロインの一人・御月カオルの父親で絵本作家。

自らが黄金騎士に助けられた経験を元に「黒い炎と黄金の風」という絵本を遺した。

当初、カオルは、創作のためには家庭を顧みず仕事に没頭して病床に伏せた母・かりんを見舞うことのなかった父を嫌っていたが、彼の手掛かりを追っていく内にその真意を知ることになる。

最終話「英霊」では、真魔界へ通じる魔界にて、ホラーの始祖・メシアと戦っている冴島鋼牙の力になりたいと苦悩するカオルの前に幻として現れ――

カオル「お父さん! お父さん、私どうしたら!?」

「描けばいいんだ」

カオル「え……?」

「お前は剣士じゃない。だから絵を描けばいいんだ。その絵が、誰かの力になることもある」

カオル「お父さん……」

「私が出逢った黄金騎士、冴島大河の受け売りだけどね」

娘に対して助言を与え、牙狼に新たな力『翼人』を授けるきっかけを齎した。

その後に現れた妻・かりんの幻と共に、成長したカオルの姿を見て喜び合った。

小説版牙狼によると、ホラーから受けた毒が原因で亡くなった模様。

家族

御月かりん(演:小林麻子)

由児の妻にしてカオルの母親。

カオルが幼い頃に病気で他界している。

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