楽曲情報
作曲:岩崎太整
作詞:細田守、中村佳穂、岩崎太整
編曲:岩崎太整 坂東祐大
歌:Belle(中村佳穂)
Orchestra:Ensemble FOVE
概要
細田守監督アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する劇中歌の一つ。
謎多き存在・竜の言葉を介さずとも伝わる孤独を感じ取った主人公・内藤鈴が、彼に寄り添い力へなりたい一心で作った曲(つまりは歌の贈り物)。
歌を披露する場面は、竜が隠れ住んでいる城内のダンスホールで、二人だけの舞踏会をひらく浪漫的(ロマンチック)な光景。
主人公のAs(アズ)である歌姫・Belle(ベル)と竜が正装した身なりで優雅に手を繋いで舞踏(ダンス)を始め、徐々にAs(アズ)の基本能力である浮遊によって空へ昇っていく様は、Belle(ベル)の心が篭(こも)った歌声を背景に、なんともいえない甘美な時間を感じさせる。
因みに本作関連の検索で登場するピンクの花を模ったドレス姿のBelle(ベル)は、この一時(ダンスシーン)で着られた礼服(イブニングドレス)。
また本作「竜とそばかすの姫」はフランスの民話「美女と野獣」をオマージュしている。本稿「心のそばに」が歌われた場面は、ディズニー映画のダンスシーンを参考に制作された舞踏会と思われる。因みに、ディズニー映画版のダンスシーンで流れる楽曲【ビューティー・アンド・ザ・ビースト~美女と野獣~(Beauty and the Beast)】は、物陰から美女(ベル)と野獣(ビースト)を優しく見守るポット夫人(野獣へ寄り添う従者の1人)が歌っている。
これを意識してか、本作「竜とそばかすの姫」のダンスシーンでは物陰から城の主・竜へ付き添う人魚AIと天使Asがちらっと登場している。
関連動画
MV
関連イラスト
関連サイト(外部リンク)
関連項目
美女と野獣 / Beauty_And_The_Beast 舞踏会
Belle(ベル)と竜(ビースト)の2人だけが知る「思い出」となった歌「心のそばに」は、物語後半で重要人物(キーパーソン)へ繋がる鍵となった。