概要
週刊少年サンデー1966年11月27日 47号掲載の『おそ松くん』の短編。
文庫版15巻、電子書籍版第19巻に収録済み。その他、原作六つ子特集ムック本「まるまるおそ松くん」、そして「泣けるアカツカ」(2016年発売のコンビニ本版)にも収録済み…って「泣ける」の意味が違うだろ!
一部媒体でなぜか有名な東郷さんの登場するエピソード。
あらすじ
親切で明朗快活、気前のいい下宿人・東郷が松野家に来ることになった。毎日持ってくるプレゼントに大喜びのパパやママ、六つ子であったが、ある日おそ松は東郷が買ってきたと称する財布にお小遣いが入っていたことに疑問を持つ。
実は東郷は逃走中の強盗殺人犯であり、正体を知ったおそ松に暴力で脅しを加え、過去の犯罪歴を黙るよう命じる極悪人であった。
「いいか!!きょうのことしゃべるとおまえんちはみなごろしだぞ!!」
「おれはな、いままで……人を三人、ネコを15ひき、カエル3びき、ノミを100ぴきもころした!!おまえもいのちがおしくないとみえるな。」
…と児童向け漫画のセリフながら、なかなか物騒なことを言っている。まとめると「いいか オレは既に人間を3人、ネコを15匹、カエル3匹、ノミを100匹殺した! 喋れば家族は皆殺しだ!!」
悔い改めるどころか更に犯罪を重ねる東郷に、口封じを命じられ針の筵に座らされるおそ松の運命やいかに…。