概要
1958年に公開されたアメリカのミステリー映画。監督はビリー・ワイルダー。
原題は「Witness for the Prosecution」で、「検察側の証人」と和訳される。
原作はアガサ・クリスティの短編小説で、それが舞台化されたものを下敷きにしている。
2転3転する展開が魅力であり、これから観ようという人は是非とも事前情報を何も入れずにいてほしい。
一般的な単語としての「情婦」は、愛人や内縁の妻などを意味する。
あらすじ
ロンドンの法廷を舞台に、弁護士のウィルフリッドが殺人事件の弁護を行う。
容疑者の男レナードはとある未亡人を殺した罪に問われているのだ。
アリバイを証明するのは妻であるクリスチーネだけだが、彼女の態度はどこか怪しく…。
登場キャラクター
()内は演者。
- ウィルフリッド(チャールズ・ロートン)
弁護士。重病を患っており、退院したばかり。
- プリムソル(エルザ・ランチェスター)
ウィルフリッドに付き添う看護婦。口うるさい。
- レナード(タイロン・パワー)
殺人の罪に問われている男性。
- クリスチーネ(マレーネ・ディートリヒ)
レナードの妻。