【彼女】は《運命》と呼ばれるモノを受け入れる性質で在った。
《自然》とも《摂理》とも《因果律》とも《女神》とも訳され得る存在。
流転の人生の果て、女は生き別れた兄との再会を胸の裡では望みながら、或る奸雄の野心が故に犠牲と成り、蒼月を摑むかのように水辺に死す・・・・・・。
此の悲劇の結末を左←→右すると予想される《因子》。
ワタシは【彼女】のad921d60486366258809553a3db49a4を【否定】してみた・・・
さて。箱の中の猫は、生きているのか? 死んでいるのか?
其れでは、檻の中を覗いてみよう――――
概要
六番目の地平線Moiraにおける、ミーシャの何かを否定し、エレフがミーシャを助けるのに間に合った世界。
Moiraの登場人物が次々と登場し、曲は賑やかで軽やかな一方、兄妹以上の関係を示唆しているような描写がある。
ミーシャとエレフといちゃいちゃぶりは、ある意味リスナーに衝撃を与えた。
曲中でChronicle 2nd から「碧い眼の海賊」と「蒼と白の境界線」のメロディも使用されている。
コミカライズは木乃ひのきが担当した。
登場人物
ミーシャ
エレフの双子の妹。運命に従いいけにえになるはずだったが、心の奥で生まれた《衝動》に従って逃げ出し、エレフに助けられた。逃亡の際、追っ手に髪を切られ、短髪になる。フルネームはアルテミシア。
CV:栗林みな実
エレフ
ミーシャの双子の兄。ミーシャを助けるために彼女をずっと探していた。ミーシャと再会した後も、何度も死に魅入られる。その都度ミーシャが遠ざけていた。フルネームはエレフセウス。
CV:Revo
オリオン
弓の名手。エレフと同じ奴隷出身。スコルピオスと戦い、アストラの弓矢で射ろうとするが、ヒュドラの楯にはばまれる。台詞が、中の人が同じの誰かさんと似ている?
CV:梶裕貴
スコルピオス
この世界では王となったようである。ヒュドラの楯でオリオンの弓を防ぎ、ブロンディスの槍で彼を貫いた。
CV:若本規夫