概要
カードテキスト
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。
(2):自分フィールドの「霊使い」モンスター及び「憑依装着」モンスターは効果では破壊されない。
(3):自分フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
解説
(1)の効果はこちらのモンスターの属性の数に比例して攻撃力が上がるもので、1・2種類だと「一族の結束」に劣るが3種類以上でそのカードを上回り最大1800(神のカードも含めると2100)まで跳ね上がる。
(2)の効果は「霊使い」「憑依装着」達を効果破壊から守ってくれる効果で、永続罠「憑依解放」の戦闘破壊耐性も合わせるとかなり場持ちが良くなる。ただしこの手の効果の弱点として除外やリリースには弱いのに注意。
(3)の効果は「憑依装着」を出すたびにドローできる効果であり、強力なドローエンジンとなる。「憑依装着」だけでなく「妖精伝姫」モンスターなど一部の魔法使い族モンスターにも対応している。
イラストは「NEX(ネオスペーシアンエクステント)」や「六武衆の結束」に近い集合絵だが、それらとは違って写っているのは4人のみであり闇霊使いダルクや光霊使いライナは写っていない。
凄まじく高い入手難易度
【霊使い】デッキにはぜひとも複数枚入れておきたいカードだが、2018年12月22・23日に行われたイベント「ジャンプフェスタ2019」で入手できたプロモカードで、なおかつそのイベントでハノイの騎士と戦い勝利してパックを入手しつつ、運良くパックから「憑依覚醒」のカードが出るのを祈るしか無い(入手率20%)事から入手難易度が凄まじく高かった。しかも、その時はかなりの混雑が出来てしまい繰り返しデュエルして複数個入手するのも困難であるのも向かい風となっていた。
2019年11月3日に行われる世界大会の会場には「憑依覚醒 デュエルセット」でこのカードが封入されるが、大会に参加するためには抽選に当選(定員3000名)しかつ「@イグニスター デュエルセット」を前払いで購入する必要があり、その後イベント当日に「憑依覚醒 デュエルセット」が会場内で販売されるという特殊な購入方法(実質3000枚程しか存在していない)のため、依然として入手のしにくさは高いままとなっている。
デッキのキーカード&人気カテゴリのパーツ&入手しにくいカードから中古価格は軽く1万を超え、複数枚手に入れるところが1枚ですら莫大な費用がかかってしまう。その為、イベントに参加できないようなデュエリストの為にも通常のパック等で再録してほしいと訴える人も多いという…。
2020年6月のストラクチャーデッキ「精霊術の使い手」において、晴れて再録される事になる。