概要
「霊使い」の一人で、『D・ナポレオン』を使い魔に連れている。闇霊術-「欲」を操ることができる(多分)。ただし、アニメ『遊戯王ZEXAL』のオリジナルカードである「パニック・シャッフル」では闇霊術-「欲」の続きが描かれており(その際に彼と成金ゴブリンが共演している)、ダルクの霊術であることをアピールしている。
闇属性のためか、他の霊使い達が明るい感じなのに対し、どこか暗い雰囲気が漂う。
左手には枷をはめており、これは後の光霊使いライナと同じ特徴。
テキスト
リバース・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻 500/守1500
(1):このカードがリバースした場合、
相手フィールドの闇属性モンスター1体を対象として発動する。
このモンスターが表側表示で存在する間、そのモンスターのコントロールを得る。
解説
闇霊術-「欲」よりも後に登場したため、現在彼が描かれた霊術は存在しない(後に登場したライナの霊術『光霊術-「聖」』にはライナが描かれているため、霊術に本人が描かれていないのは彼のみである)。また、霊使いの切り札とも言える「憑依装着」も長らく登場せず、他の霊使いと比較すると若干不遇な扱いを受けていた。
しかしその後光霊使いライナの登場により、これまで無かった霊使い関連のカードが増える可能性が出てきた。
そして2011年11月19日発売のORDER OF CHAOSにて、ついに憑依装着ダルクが登場。
この「憑依装着」にはこれまでの「憑依装着」の効果に加え、自身の効果で特殊召喚した時に光属性のレベル3or4の魔法使い族をサーチする効果も追加された。
手錠の件に加え、その効果により更に光霊使いライナとの関連性が深まったと思われる。
また、2017年1月14日発売のマキシマム・クライシスの発売にて、憑依装着ライナの登場により、イラストが繋がることが正式に判明。より一層関連性が深まったが、やはり何があるのかは不明。
『ストラクチャーデッキ 精霊術の使い手』でもライナと共に収録されておらず、新規カードのイラストにも描かれていないので、メディア上ではライナと共に不遇さが見られる。
ライナは直後の商品に封入されたのでダルクはなおさら不遇である。
公式絵では右腕が全く描かれていないため、密かに片腕説が囁かれている。しかしピクシブでは片腕のみのイラストは数が少なく、定着する可能性は低いと思われる。
性別
他の霊使いが皆少女であったことに加え、イラストの容姿が中性的であったため性別は長らく不明であった。
そのため、ファンの間で性別が議論されることが少なからずあった。
しかし2009年9月17日、PSP用ソフト『TAG FORCE 4』にて男の子であることが判明した。
これを受けて二次創作では、他の霊使いたちに囲まれてハーレム状態になっていることもあれば、逆に女の子グループに入れず仲間はずれといった不遇なポジションになってしまっていたり、はたまたショタキャラとして弄られたり女装(場合によっては女体化)させられたりと、多種多様な扱いをされている。
もちろん、霊使いみんなで仲良くしているものも多いので、安心していただきたい。