戦術の天才マロク
みろくのあね
戦術の天才マロク |
R 光文明 コスト2 |
クリーチャー:スターノイド/マシン・イーター/アーマード・サムライ 2500 |
自分のターンのはじめに、このクリーチャーにクロスギアがクロスされていれば、サムライ・メクレイド5する。こうしてクロスギアを出したなら、それを自分のクリーチャー1体にコストを支払わずにクロスしてもよい。(サムライ・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト5以下のサムライを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く) |
エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、 墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。 ただし、その「S・トリガー」は使えない) |
『大感謝祭 ビクトリーBEST』にて登場したクリーチャー。
サムライの新戦術、サムライ・メクレイドを支える1枚で、同パック収録のカードを活用する事で真価を発揮する。
メインとなるのはサムライメクレイド。
コスト2で毎ターンにサムライメクレイド5を行えるが、『クロスギアをクロスしていれば〜』という条件が少々ネック。
幸いコスト1で出せる炎刃イダテン・アクセラーが登場しており、クロスやジェネレートのコスト軽減に加え、サムライの召喚コストも軽減する竜装ゴウソク・タキオンアーマーの存在から、早期にクロスしてメクレイドを発動させる事は可能。
メクレイドの速攻性では竜牙リュウジン・ドスファングに劣るが、サムライメクレイドのサブプランとして見れば優秀。
このカードはエスケープを有し、シールドを犠牲に生き残れる為、場持ちの良さで勝っている。
ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」と相性が良く、ムサシは光のエレメント(フィールド上の表のカード)の枚数だけドローできるので、最低でもムサシとマロクで2枚ドローが保証される。
そしてサムライデッキの新たなエース、ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」もこのカードのメクレイドで出せ、竜装ザンゲキ・マッハアーマーの様な優秀なサポートカードの展開に貢献できるのはありがたい。
今後のサムライ強化次第だが、扱い易いクロスギアの登場で更に輝く1枚と言える。
傍迷惑極まりない天才、ミロクの姉。
こと戦術においては妹以上の天才らしく、ミロクは兵器を作っては放置してしまう為性能を持て余してしまうが、姉のマロクは戦術面からその性能を妹以上に引き出せる。
と言うか、ちゃんと使い方を教えてくれる分、ミロクより信頼されている。
ミロクがサイキック・クロスギアの性能テストの為、ドラゴン・サーガ世界にサムライ達を放り込む暴挙をやらかし、それに水文明の天才『アカシック兄弟』が便乗した結果、ミロクのサイキック・クロスギアを装備したサムライVSアカシック兄弟の研究成果、ツインパクトを施されたウェーブストライカーによる戦い、『第一回デュエル・マスターズ』が開催された。
当初サムライ達が優勢と思われたが、個の力でサムライ達が勝っても、ウェーブストライカー達は元より仲間との連携を主軸とする為、サムライ達は次第に劣勢に追いやられる。
これでは当初の想定程データが得られない為、マロクがサムライ達への戦術指南役として参加。
次々に援軍を呼び込む戦術、命駆強襲(メクレイド)を開発し、ツインパクト・ウェーブストライカー軍団と拮抗する戦果を出す。
マロクの指導により、サムライ達は仲間と共に戦う初心を思い出せる様になり、ミロクは『デュエル・マスターズ』を通して更なるインスピレーションを得た。
地味に光単色のマシン・イーターはこのクリーチャーが初。
名前は「ミ」ロクの姉、という事で「マ」ロク。
更にミロクの下に「ム」ロクという名の妹がいるらしい。
背景ストーリーで活躍したのはDS世界だが、メクレイドの初出がアビス・レボリューションなのには突っ込んではいけない。