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手錠(オペレーションハンドカフス)

おぺれーしょんはんどかふす

手錠(オペレーションハンドカフス)とはライトノベル『創約 とある魔術の禁書目録』にて二代目統括理事長一方通行によって執行された暗部一掃計画である。
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概要

手錠(オペレーションハンドカフス)とは二代目統括理事長一方通行によって執行された暗部一掃計画である。


計画

「手錠」の目的は、学園都市に存在する全ての暗部の一斉捜査及び捕縛である。

警備員だけでは手が足りず、さらに対能力者の戦闘の可能性もあったため、一部風紀委員は能力を利用しての参加を要請された。

しかし、対象の暗部には学生が多く含まれていることもあり、基本的には拘束することが最終目標なのだが…


内容

 新学園都市統括理事長によって行われた、一見平和のための計画、手錠の内容は当初の目的を大きく外れ、とても凄惨なものとなってしまった。

その理由の最たるものが、アンナ=シュプレンゲルの介入である。

アンナは科学サイド、そのトップであるアクセラレータに対する警告のため、この計画を引っ掻き回すべく、一つの霊装を一部の暗部と警備員へ配布したのだ。

その霊装とは、ニコラウスの金貨

これによって多くの人間が一発逆転の切り札を手にし、逃げられる可能性を見出した結果、暗部と警備員の衝突は激化。


さらに、警備員•風紀委員側の最終目標は当初は捕縛としていたにもかかわらず、常日頃から悪事を繰り返す上、必要以上の抵抗をしてくる暗部に対しての負の感情が増大した結果、所持している被疑者死亡とすること(即ち殺すこと)への心理的ハードルが下がってしまうことに繋がり、さらに戦闘やそれによる被害は拡大。

中でも、好普性と呼ばれるそこまで強い悪意を持っておらず、無抵抗の者も多い枠組みに属している暗部に対しても、必要以上の攻撃を仕掛け、さらには事実上の拷問なども行いだし、もはやどちらが正義なのかわからない状況にすら陥ってしまう。


それによって真の暗部とも言える、嫌普性と呼ばれる枠組みに属し、殺傷能力の高いテクノロジーを持つ危険な暗部が動き易くなる状況となりさらに被害は加速、手のつけられないものとなってしまう。


結果

手錠の目的とは反する警備員と暗部との激突は、互いに大量の死亡者•重傷者を出し、さらには自分たちが守るべき子供達に攻撃し続けていたことに気づき、絶望した警備員が自害するなど、結果は悲惨なものとなる。

そして、それらによって計画の継続が困難となったため、事実上「手錠」はこの最悪の結果をもって終了した、というのが表向きの結果である。


結末

この12月25日の手錠の本当の結末とは、「学園都市の禁忌」、カキキエ隧道における、好普性に属する浜面仕上、そして嫌普性に属する木原端数の激突である。

浜面仕上は守りたいものと、そこまでにあった紆余曲折の中で託されたものを守るべく、おぞましいテクノロジーを用いる木原端数と激突したのだ。

そして、浜面はそれまで頼ってきた奇跡、ニコラウスの金貨を手放すことで木原端数に打ち勝つ。

かたや木原端数は最後の最後で醜くもニコラウスの金貨に縋り、浜面の拳銃を暴発させようとするも、その暴発によって発射された弾により、実質的に自分で自分を殺した。

これによってオペレーションハンドカフスは完全な終結を見せたに思えた。

しかし、全てが終わり、帰還した浜面は、再会した黄泉川愛穂が所持していた拳銃の暴発によって発射された銃弾を受けてしまう。

その後浜面は集中治療室にて治療を受けることになる。


本当の結末

カキキエ隧道における激突によって本当の終結を見せたかのように見えるオペレーションハンドカフスだが、これがここまでの被害を見せたのはある人物の不在も一因としてある。

しかし、創約とある魔術の禁書目録5巻において、彼もまた、オペレーションハンドカフスに関わることとなり、オペレーションハンドカフスを巡る物語は、本当の終結へと向かう。(12月29日(とある魔術の禁書目録)



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