概要
創約とある魔術の禁書目録3巻に登場。
木原一族の一人であり、同一族の例にもれずマッドサイエンティスト。
自らが作り上げたアンドロイド、レディバードと行動をともにする。
学園都市の暗部に所属する人間の中でもかなり格上の存在。
人格
やや惚けた様な飄々とした言動と態度をしているが、木原一族の人間らしく悪辣な手段で自らの研究を行う人物。
レディバードに「アンドロイドの研究が進めば人体実験は必要なくなる」と語っていたが、
彼女にその本当の機能を教えず、置き去りを平然と実験材料として使い潰そうとするなど、実際は『木原』らしく極めて冷酷な本性を持つ。
高齢の為、身体能力は低いがレディバードなどの発明品の性能が高いため特に問題にはなってない。
作中での行動
オペレーション・ハンドカフスの発令を受け、レディバードと行動を共にしながら学園都市からの脱出を図る。
パラサイトハードウェアで警備員の回線を破壊するなどの工作を行いながらレディバードを使って警備員と戦闘を繰り広げ、最終的にはカキキエ隧道にまで辿り着く。
カキキエ隧道ではフリルサンド#Gを下し、協力して学園都市を脱出することをドレンチャー=木原=レパトリに提案するが、交換条件としてドレンチャーが保護していた置き去りの子供たちを自分の実験材料として使わせることを要求したため決裂。
レディバードにドレンチャーを始末させ置き去りを守ろうとする浜面仕上も同様に始末させようとしたが、彼女が浜面仕上に敗北したことで呆然となる。
生き延びて次世代機を開発するために起死回生を狙い、ニコラウスの金貨を使って浜面の銃を暴発(爆発)させようとしたが、予想していた「銃の機関部の破裂」ではなく「引き金を引かずに弾丸が発射される」という現象が発生し発射された弾丸は射線上にいた端数自身に命中。
胃を貫かれて漏れた胃酸で自身の内臓を溶かされ、5分以上も苦しみ抜いた末に死亡した。
メリークリスマス。奇跡の手触りはどうだった、マッド野郎?
関連タグ
『レトロな響きじゃろう? でも破壊に必要なものが詰まっておる』
カキキエ隧道で死亡した木原端数だが、フリルサンド#Gを参考に亡霊として復活、レパトリが命をとして守ろうとした置き去りの1人であるリサコに取り憑いていた。
この状態だとここから出た途端街ごと焼いてしまう恐れがあり、都合よく現れたリサコへ憑依していた。
フリルサンドは何度も声を掛けるが、この空間内では声も届かず弾き出されてしまっていた
戦闘能力
フリルサンド#Gとは違いモノに触れる事が可能でチェーンソーを武器とし『学園都市最大の禁忌』を利用することで周囲の空間、地形などの認識をブレさせる。
チェーンソーを構えた状態からいきなり大量の火花や破片を相手に浴びせたり、コンクリの柱に隠れたつもりがそのまま斬撃で相手を切り刻む。
結末
彼はフリルサンドの「文明電池」をより発展させ、地球の中心核からエネルギーを搾取する「ダイナモ説との接続」を試みており、この星を破壊しなければ消えない存在と化そうと試み、作業を終わらせるまでリサコを操り器として使い潰すつもりであった。
それに激怒した上条当麻によって空間を破壊され戦いになる
上条を難なく下し、作業を再開するも現れた浜面仕上とソダテと交戦、フリルサンドと何年も暮らし弱点を知っていたソダテの『電磁波』攻撃でダメージを受け、同じく木原だがロマンを重んじる木原脳幹、自身の生み出したアンドロイドであるレディバードの参戦で劣勢に陥る、その隙にクリファパズル545がリサコを救出、悪魔の囁きによって木原端数の憑依から脱却、別位相へと飛ばされ再起を試みるも現れた風斬氷華があの日死亡した拷問や処刑の専門家が好んで使用した形見、光の矢来に貫かれ消失した