概要
戦闘に敗れ、生き残って敗走中の兵士のこと。敗軍が壊滅して組織が崩壊し、指揮系統から離脱した兵士は掃討の対象となる。
特に日中戦争の日本軍でよくあったことだが、抵抗の意思を失った敗残兵を捕虜にせずに殺害してしまう場合もあり、戦争犯罪として戦後問題になった。また、日本軍では投降が厳しく戒められたため、沖縄戦などで組織的抵抗ができなくなった後も自決や掃討戦で無為に兵士の犠牲者を増やすことになった。
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