概要
ダッシュエックス文庫が2014年11月から刊行しているライトノベル作品で、著者は鈴木大輔、イラストは肋兵器が担当。原作の序盤をコミカライズした漫画版も展開されており、こちらは原作のイラストを担当した肋兵器が担当している。
ライトノベル版は全7巻、漫画版は全2巻。
「神様」に生贄として差し出された少年「桐島ユウキ」と神様である「神鳴沢セカイ」の恋模様を描く。
登場人物
- 桐島ユウキ
「神様」であるセカイの元に生贄として差し出された三白眼が特徴的な少年。
生贄になった条件として願いをなんでも一つ叶えてやると言われ、セカイにプロポーズをした。
- 神鳴沢セカイ
この世界のバランスを保っている「神様」。神様らしい古風な口調で話すが、言動は見た目相応の少女のソレであり、ユウキのプロポーズを受けて戸惑っていた一方で、人間とは時間の流れが違うのか、酒類や喫煙を嗜む面も。「九十九機関」なる組織の屋敷で丁重に保護されていた為、外の世界をあまり知らず、本で見知った情報とのギャップや新鮮さに一喜一憂している。
彼女にはどうやら重大な秘密があるようで…?
- 桐島ハルコ
美しい和装に身を包んだユウキの妹で兄の行動を常に監視しており、一線を越えようとする危ない娘。
一見、高校生のように見えるが、実は小学生である。実家の製薬会社を経営しているほどのハイスペックで、その後ろ盾故か、小学校からユウキのいる高校に編入してきた。
- おチヨ
常にセカイの傍におり、身の回りの世話をするメイド。
家事は一通りできる他、穏やかな見た目に反してかなりの毒舌かつユウキを黙らせる程の覇気を放っており、戦闘力も高いと思われる。
- 小岩井クルミ
ユウキのクラスメイトで、セカイがユウキの婚約者と知り、興味を抱いていた。
最初は「神様」である彼女を訝しんでいたが、すぐに仲良くなり、世間知らずの彼女の為に手助けをする。
この作品の日常の象徴ともいうべき人物。