CV:桜井智。
概要
斎王琢磨の妹。
兄と同様に特殊な能力を持ち、幼少期より迫害を受けて育った。そのため兄妹の絆は固く結ばれている。
占いの際、兄はタロットを使用するが、美寿知は鏡を使った「御鏡占い」により未来を予見する。
光の結社編にて
中盤、十代達デュエルアカデミア生徒が修学旅行で童実野町を訪れた際に初登場。
配下の氷丸、雷丸、岩丸、炎丸の四人に四帝と呼ばれる強力なカードを与えて使役し、丸藤翔とティラノ剣山を誘拐。二人を人質に、遊城十代とエド・フェニックスの両名を海馬ランドのバーチャル空間に誘い出し、自らの分身とタッグを組み、計略通り訪れた二人にタッグデュエルを挑む。
美寿知は十代・エドの両者のうちどちらが運命を変える力を持つ者か、御鏡占いの能力をもって選ぶように斎王から予め命じられていたが、彼女の真意は、占い客から怪しいカードを受け取って以来豹変し、暴走する兄を救う実力のある人間を探し出すことにあった。
デュエルを通じて十代とエドを信頼するに至った美寿知は、斎王の豹変の裏にあった出来事と自分の目的を告げその行く末を二人に託し、自らの魂をデジタル化して姿を消す。
終盤にて再登場し、衛星回線を通しレーザー衛星「ソーラ」の内部に潜入、その破壊を助ける。斎王が敗北して破滅の光から解放され、正気に戻った際に一度姿を消したが、後に海馬コーポレーションのヘリからデュエルアカデミアに現れ、その肉体の健在を示した。
ダークネス編にて
前述の事件後は兄と同じく療養していたと見られるが、ダークネスの勢力が増す中で、ミスターTに人質として捕らえられる。これを受けて斎王は十代とのデュエルを余儀なくされる。
捕らわれの身ながら十代に呼びかけ、兄を救ってくれと願う。その後、斎王の敗北と共に現れ、「ありがとう、私達をこの世の罪から解放してくれて」と意味深な言葉を残して、兄と共にダークネス世界へと消え去る。
その後、十代とダークネスとの戦いにより、現実世界に帰還。
最終回直前、179話にも兄と共に姿を見せている。
人物像
性格
登場当初は敵に対しても部下に対しても非情な言動・行動が目立ったが、その振る舞いの裏には兄を救う人物を探すという目的があった。
兄妹二人で生きてきたという意識故か、その愛情は強く、本編中では常に兄を想って行動している。
古風で時代的な口調で話す場面が多いが、兄の前では敬語を使う。しかしダークネス編においては十代・斎王の両者に対して女性的な柔らかい言葉使いで話すなど、一定しているわけではないようだ。
容貌
長い黒髪と巫女装束、ぴんと立ったアホ毛が特徴。
兄とは対照的に和風である。
幼少時代の回想では緑の帽子に黄色いマフラーを身に着けていた。
その他
巫女、アホ毛、妹など、萌えを連想させる要素が揃いながらも、所謂萌えを狙ったキャラクターからは遠い雰囲気であることについて、ネタにされることがままある。