概要
新人とは、ニコロデオン製作のCGアニメ『ザ・ペンギンズfromマダガスカル』に登場する秘密部隊ペンギンズの隊員。タグとしては「新人」の方がヒット件数は多い。
原語での名前はPrivate/プライベートという。
ここでの“Private”とは軍隊の中で下っ端の兵を意味する。
テレビシリーズ、『マダガスカル』シリーズ、『ザムービー』ではそれぞれ性格が少し違う。
マダガスカルシリーズでの新人
ペンギンズでは見習いで最年少。オトリ役になるなど不運な目にあうことが多い。『メリー・マダガスカル』では、サンタのトナカイの1頭であるキューピッドとは、お互いに一目惚れからの相思相愛になるが、互いの立場故にその回では結ばれなかった。今後の動向が気になるところである。ちなみに、彼女を見ているだけで乱視が治る。
テレビシリーズでの新人
CV:ジェームス・パトリック・スチュアート /
一人称は僕。四羽の中で一番身長が低く丸っこい。「~っす」口調で話すが、これは日本語版オリジナルである。
友達思いで優しく、他三匹が少々乱暴なやり方を好む中一人平和的な方法での解決を求める。
運動神経は部隊の中では断トツで目隠ししたまま竹刀を上手く避けることができる。またコワルスキーほどではないがそれなりに頭はいい方のようで新人の思い付きで危機的状況を回避することも多い。
普段は温厚だがたまに声を荒げて怒ることもある。一度モートと自販機に閉じ込められたときに怒ったが出られた後にはちゃんと謝っていた(状況的にだいたいモートが悪かった)。
自他共に認めるキュートさが売りで、ハイパーかわゆさというコワルスキーの発明品「かわゆさアナライザー」によってもたらされたかわゆさを使った武器をもつ。相手を自分の可愛さでノックアウトさせる技なのだが、新人本人はあまり使うのを快く思っていない。
メルヘン好きであり、ルナコーンというユニコーンの教育番組のキャラクターであるプリンセス・ビューティフルハートのぬいぐるみを大切にしている。またピーナッツバターチョコバーというチョコレートのお菓子も好きで、それがもう手に入らなくなると知ると工場に乗り込んで手に入れようとした。
過去にミスター・タックスという名でミニゴルフをしていて、腕前はかなり高い。
ザ・ムービーでの新人
性格はテレビシリーズとあまり変わらない。
部隊に貢献したいと思っている頑張り屋。テレビアニメでは後から入ってきたようだがザムービーでは生まれた時から隊長たちと一緒に居て、新人の誕生日から映画は始まる。
隊長が自分のことを甘やかす度少しむすっとした様子。
しかし作中では重要な活躍をしている。序盤で役に立とうとリコの真似をしてクリップを飲み込み吐き出せなくなり失敗してしまう。その後デイブに捕まり光線を受ける直前にクリップを吐き出し、鍵を開けギリギリで脱出に成功。更にデイブの部下であるタコを背後からとはいえ一撃で昏倒させ、処刑されかけていたノースウィンドのエリート部隊救出にも成功する。その後は別れたが、メデューサ血清を撃たれバケモノにされてしまった隊長らを含めたペンギン達を助けるため、1人でビーム装置を奪い出し隊長らに自分を思い出させる。更にビーム装置からメデューサ血清を抜き出し自身を接続。キュートビーム装置とすることで自身をバケモノにしてでもペンギン達を救わんと奮闘する。最後は羽がついて飛べるようになったリコやコワルスキーの手によりデイブのスノードームを転用したビーム拡散装置によりペンギン達を元に戻すものの、自身は石の卵と化してしまう。が、何故か頭に鹿らしき角を生やし毛が紫ががった状態で再び生まれた。
もはや新人レベルではない。1人での作戦行動にも慣れ、戦闘技能も凄まじくリコ並みのピッキング能力すら有している。判断能力などに関してはまだ甘いところがあるが自身を使ったキュートビーム装置にするなど発想の転換もあり、あのペンギンズの4人目務めている理由がよく分かる。