概要
CV:冨永みーな
須見工の新田明男の妹で、ポニーテールが特徴。上杉達也や浅倉南らが高等部3年生時の明青学園野球部1年生マネージャーでもある。
本人は選手ではないが、合気道の心得がある為、ケンカが強いと基礎体力が優れており、上級生のヤンキー女もKOしている。
かなり気が強く、我が強い一方で無自覚にあちこちへ愛想を振り撒くため、男子には人気がある(同時にあらぬ誤解もされやすい)が、言いたいことをオブラートに包む事無く言いきり異論や配慮をズバっと切り捨てる傾向があるため女子からの評判は頗るよくない。特に「天才打者」と評され外見も端整でありストイックな新田明男が兄であるためブラコン傾向が非常に強く、そのストイックさこそを理想とも考えていたため、男性の純情(恋心)に関しては無理解どころか時と場合によっては「厄介」(男の抱く感情ではない)として嫌悪すら示しており、自身に言い寄る他の男たちは単なる遊び仲間と割り切っていた。
明夫がライバルと認める達也に興味を持って近づくうちに、川で溺れかけていたところをランニングで通りかかった上杉達也に助けられたことがきっかけで彼に恋心を抱くようになり、浅倉南を恋敵として強烈なライバル心を燃やしている。
この無自覚な愛想は、のちに野球部員(学年的には達也と同学年で由加の先輩)であった吉田剛や、また同学年にして野球部マネージャーとして助手扱いとして自身の下につく佐々木の運命を大きく狂わせた遠因でもあり、ある種の小悪魔気質の持ち主とも言える。
お嬢様育ちのせいか料理をしたことがなく下手だが、不器用なだけでひたむきな努力家でもある。
余談ではあるが、劇場版『君が通り過ぎたあとに』では、3年時の南が新体操を辞めて野球部マネージャーに復帰したため、由加は一切登場していない。