概要
旅人
「私ってなに?」
プレイヤーの分身。
ある意味、プレイヤーの数だけ「旅人」は存在すると言える。
また、この作品はいわゆるマルチエンディングものだが、旅人が見たエンディングの順番によって『管理者』『解放者』という診断結果が見られ、吹き出しやエスへのタップ回数によっては『自問の達人』『エス崇拝者』という称号が付く場合もある。そのため二次創作の作品によっては『管理者旅人』『崇拝者旅人』といった設定が付与されているものもある。
エス
「私は、私なの」
軍服のような衣装を纏った黒髪の女性。普段は静かに本を読んでいるが、情緒は不安定であり、内なる衝動を抑えている。
旅人が選ぶ選択肢によって、『ID』『SE』『AE』の3パターンのエンディングがあり、各ルートのエスを(例えばTHE END OF IDの場合)『IDエス』というように称することもある。
作中における描写
- エスをタップすると反応が返ってくるが、ストーリーを進めるにつれその反応が変化する(やりすぎると少し怒る)
- エスは、「いつか旅人が来なくなるかもしれない」という不安や「旅人の首に手を掛けたい」という衝動を感じている
- 「あなた(旅人)が来てくれる限り、私にはきっと価値がある」
なお、スピンオフ作品『ALTEREGO complex』は、「旅人のいない部屋で、ひとり旅人との夢を見るエス」という内容になっており、エンディング含めて旅エス濃度の高いシナリオとなっている(なお、本作中に旅人は登場しない)