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日本被団協

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にほんひだんきょう

広島と長崎の被爆者の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会」の公式略称。2024年ノーベル平和賞受賞。

概要

日本原水爆被害者団体協議会(公式略称は日本被団協)は広島と長崎の被爆者で作る全国組織。第五福竜丸の被曝で日本国民の反核意識が高まる中、1956年に長崎市で結成し、現在は47都道府県それぞれにある被爆者団体の協議会となっている。

ノーベル平和賞受賞

2024年ノーベル平和賞を受賞した。日本の受賞者は佐藤栄作に次ぐ2例目で、団体受賞としては初。

ウクライナ侵攻におけるロシアの核兵器使用への牽制の意味を込めつつ、同年の受賞団体の有力候補として挙げられていたもののイスラエル寄りの向きから異論が出ることが予測された国連のパレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)や国際司法裁判所(ICJ)への授賞を避けたとみられる。

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