概要
つばめ小学校に通う1年1組の生徒。父親は写真家。
主人公・植木耕助を絵本に出てくる「木の大魔王」だと思っている。
物語の本筋に関係ない役回りを演じているためか、アニメには登場しない。そのためか、ファンの間でもあまり知られていない。
人物
悪ガキというわけではないが、子供ゆえに思い込みが激しいところがあり、上述の植木を「木の大魔王」、森あいをその「手下」、鬼山紋次郎を「勇者様」だと思っている。その追跡のために学校を無断欠席したり、写真家の父親の趣味兼仕事に付き合わされたりする。その偏った思考は、父の遺伝と言っても過言ではない。
その思い込みが仇となって、風鈴市の大魔王と呼ばれるチンピラのリーダーにコーヒーをかけ、その子分に殴られそうになったところを植木に能力で助けられる(このせいで、植木は3つ才を失った)。その後、再び風鈴市の大魔王たちに、コーヒーを掛けられた件の報復として「殴リスト」と称して殴られそうになったところを鬼紋に助けられる。その後、鬼紋が植木と戦う際にも森と淀川(よっちゃん)の邪魔をした。
鬼紋戦の後も登場せず、作者にも忘れ去られていったかのようにおまけ漫画にも、続編『うえきの法則+』にも全く触れられなかった、使い捨ての黒歴史・悲運キャラとなっていった。