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概要

CV:鳥海勝美


通称「よっちゃん」。

主人公・植木耕助の新担当の神候補コバセンの後任。

神の座には興味はなく、あくまで「神補佐」が夢とのこと。

一見すると、ロイド眼鏡をかけ、スーツを着た好青年的な風貌だが、その本性は目的のためなら手段を選ばない小悪党に等しい。ロベルト・ハイドンの神候補・マーガレットと裏取引をしており、マーガレットが神になったら、その見返りで、なおかつ夢である「神補佐」に就任させる密約を交わしていた。だが、実際には捨て駒同然に扱われた挙句、ロベルト十団壊滅後には捨てられてしまう(マーガレットが偽者であることには気づかなかった様子)。

・・・もっとも、植木を辞退させるべく行った説得は、自身の失敬な態度などが災いして森を徒に煽るような内容になっている他、モバイルで植木の居場所を捜索する前に、十団のメンバーに使い方を教える描写がない等、読者視点からは有能とは言い難い言動が幾つか見られ、時には十団メンバーを案内して早々、自分だけ一目散に逃げて一部の十団メンバーを戸惑わせる場面もあったので、マーガレットにだけ非があるかどうかは怪しい部分もある。


だが、根っからの悪人ではないようで、植木達と和解した後は(悪知恵は相変わらずだが)植木チームに積極的に尽くすようになる。


座右の銘が「平々凡々」の地味な部分を醸し出しているが、実は「電光石火(ライカ)」が使える六ツ星天界人であり、習得の鍵である「先読み」と、それに伴う精神力の苦痛を乗り越えた相当な実力者。だが、「先読み」を悪行には活かせているとは言い難く、植木の活躍や予想外の展開に動揺していることを繰り返している。


人物

神様にスカウトされて、コバセンが植木を助けて地獄に落ちた後に植木のもとにやってくる。コバセンが地獄に落ちる直前に言い放った「こんなバトル辞めちまえ!」、「お前の好きなように生きろ!」などという言葉を知っていたのか、開口一番に、植木に「やめるんでしょ?バトル」と問いかけ、植木はそれを否定。ボーロ・Tを倒した後、森あいに「女のカン」で「植木がバトル辞めれば出世する」、「他の神候補と裏取引をしている」といたいところを突かれた末に逃亡。その際、神候補が所持している「モバイル」を森に強奪された。


その後、ロベルト十団を使って植木を倒そうとするも、植木が十団入りする予想外の展開に動揺したり、黒木影男の見張りに来たカムイ=ロッソに、(自分のことを棚に上げているとはいえ)十団の卑怯さを諫めようとしたりするなど、小悪党ながら非情になり切れない部分があったこともあいまってことごとく失敗。ついにはマーガレットに「役立たず」の烙印を押されてしまい、路頭に迷った末に植木達にこれまでのことを謝罪し、植木はもともと怒っていなかった上に許しを得て改心。以降は植木チームに積極的にサポートするようになる。地獄界の交渉に「神様ブロマイド」という賄賂を使ってコバセンたちに接触したりするなど「セコい」部分は相変わらずだが、テンコが死ぬと知ったみんなを自身の身に乗せてライカを使用してテンコを思いとどめたりするのに一役買ったりするなど、上記の「平々凡々」な部分からして生まれながらの善人だったことが分かるが、どこをどう間違ったら陰湿になってしまったのかは謎である。

セコさ以外に、(元々は犬丸が伝え忘れたのが発端だが)能力に関する重要な情報が記録されたものを渡し忘れた挙句、それを悪びれようとせずに打ち明けるといった、反応に困る一面もあるが、一応本人には強い悪意や敵意はない模様。

(もしかしたら、平々凡々を目指そうとして、目立つような役などを他人に任せることや、重要な局面に挑戦しようとせずに過ごした期間が響いたのでは…と勘繰りたくなるようなセリフはあるが、確定はできない。)


このように、何かと周りにも自分の目先の感情にも振り回されやすく、ぱっとしない印象を受けやすい人物だが、浅薄な態度で反則行為を働いた輩が混じっている危険地帯に踏み込んでまで犬丸達に接触し、犬丸が咄嗟に能力だけ渡して、重要な情報を伝えられなかったミスを、手遅れになる前にかろうじてフォローした成果と、それによってキルノートンアノンを少しでも足止めした功績は小さくないので、侮れない存在でもある。


終盤で犬丸が神に就任後、自身が神補佐に就任したかは不明である。

もっとも、彼の行動力は悪知恵交じりとはいえ、神を補佐するのに十分な素質を持っているのだが・・・。プラス版では、作者の体調悪化等のトラブルがあったとはいえ、さらなる失態を犯した等の描写は描かれていないので、それなりに上手くやっていると思われる・・・たぶん。


そもそも、彼がやっていた悪行は、同じ神候補のザックのように他者をけしかけて植木を追い込もうとしたことぐらいであるが、ザックの場合は他社をけしかけるだけでなく、後ろ暗い人間とつるみ、財物破壊までやろうとしていたので、淀川自身は植木たちに謝罪し改心しているので、まだマシな方である。


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