「……有罪(ギルティ)」
ズキュゥゥー……ン
概要
「有罪」または「ギルティ」は主に裁判において使用される用語であり、告発された事柄に対し、罪があると認定される事である。
読んで字のごとくこれ自体は「罪が有る(無罪ではない)」という認定に過ぎず、本番はこのあとの量刑判断(認定された罪の重さと、それに基づいた刑罰)にあると言える。
ただし「有罪(ギルティ)」とカッコつきでルビを振った場合は、それ自体が世界的スナイパーからの死刑宣告となる。
あまりにも有名なため、パロディとして「作中のキャラが他のキャラに死刑宣告(大抵はギャグ的な)をするとき」のフレーズとしてしばしば用いられる。
原作における用例
世界的スナイパーであるゴルゴ13が、ターゲットの殺害を最終判断するとき口にするセリフ。
大きく分けて二つのシチュエーションがあり、
「受けた依頼自体が、ターゲットの有罪無罪を判断の上で遂行するもの」
の場合と
「依頼人に裏切られたゴルゴが、それが意図的な裏切りであることを確認した時」
がある。
そして大抵はターゲットを銃のスコープに捉えた状態で発されるセリフであるため、直後に銃声が響くこととなる。
また、当然ながら「無罪(ノットギルティ)」として殺害を中止する場合もある。
ただしこちらは、依頼人から「ターゲットの有罪無罪を判断してほしい」と条件の付いている、最初からそういう仕事である場合がほとんどである。
ゴルゴを裏切った相手の場合は、まず状況証拠を集めて「本当に裏切ったのかどうか」を先にある程度判断しており、その結果「裏切ってなさそうだ」となれば、依頼人の前に直接あらわれて詰問することの方が多い。(基本的に二度会う=死の宣告なので身に覚えがない者は大抵ビビりながら困惑する、身に覚えがある者はほぼ確実に戦勝ディナー中だし、「お電話です」される
したがって裏切者をスコープの向こうに捉えている時点で「ほぼ有罪」と判断している状態であり、そうとはしらない依頼人が不用意にもらした決定的な一言などをもって「……有罪(ギルティ)」の宣告が下ることになる。