東京湾カップ

とうきょうわんかっぷ

千葉県競馬組合が船橋競馬場ダートコース1700mで施行する南関東SIIの重賞競走である。

概要

千葉県競馬組合が船橋競馬場ダートコース1700mで施行する南関東SIIの重賞競走である。正式名称は「日刊スポーツ賞 東京湾カップ」。日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供している。

東京ダービーのトライアルレースである。

4歳馬（現表記3歳）による船橋競馬場ダート2000mの重賞として創設された。創設時は12月に施行されていた。1995年の南関東グレード導入によりG3に格付け。1998年から施行距離をダート1800mに変更、2004年から開催時期を5月に変更され、更に日刊スポーツ新聞社から優勝杯の寄贈を受け、名称を現在の「日刊スポーツ賞東京湾カップ」に変更、この年から東京ダービーのトライアル競走に指定され、1着に入賞した競走馬に限り東京ダービーの優先出走権が与えられる様になる。しかし、2005年では開催時期を6月に変更され、東京ダービーのトライアル競走から除外されたが、2006年からは開催時期を5月に再び変更され、更に施行距離をダート1600mに変更、2007年から南関東重賞格付け表記をSIIIに変更、かつ施行距離を現在のダート1700mに変更された。2020年よりSIIに格上げされる。

出走資格

サラブレッド系3歳、南関東所属

トライアルのブルーバードカップの2着以上の馬に優先出走権が付与されている。

負担重量

別定。牡馬55kg、牝馬53kg（南半球産2kg減）を基本に、指定日までの番組賞金1200万円毎に1kgの負担増となる（負担重量の上限は牡馬・騸馬58kg、牝馬56kg）

優先出走権付与

本競走で上位2着までに入った馬に東京ダービーの優先出走権が付与される

副賞

日刊スポーツ新聞社賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、開催執務委員長賞、また船橋競馬生産牧場賞がある。