概要
原文「Lonely Queen of the North」。
ドイツの戦艦ティルピッツがノルウェーのフィヨルドに潜みつつ、その存在でイギリスの援ソ船団ににらみを利かせ続けた姿を、ノルウェーのレジスタンスが端的に言い表した異名である。
「北方の孤独な女王」とも訳される。
戦間期から第二次世界大戦当時、戦艦はいわば戦後の核兵器に近い立ち位置でもあり、イギリス海軍、とりわけチャーチルがティルピッツを脅威と見做して警戒し、執拗に攻撃したため、戦わずして戦略的効果を挙げていたとも言える。
艦自体の詳細はティルピッツの項目へ。