概要
『極東ネクロマンス』は週刊少年ジャンプ2024年21号から40号まで連載された漫画。
作者はALIENSAREAを連載した那波歩才。
あらすじ
家族思いの少年・宇埜薫の眼に、ある日突然映るようになった謎の化け物──“死霊”。
彼の前に現れた、亡き父の仕事仲間・天涅耀司と、父が残した不思議な指輪が、少年を死霊術士の世界へと誘う──
登場人物
主要人物
- 宇埜薫(うの かおる)
CV:増田俊樹
主人公。祖母と2人暮らしだったが、祖母が死霊に襲われた事件を経て、天涅耀司の事務所で死霊術士(ネクロマンサー)を目指す。死霊術は「我、汝ノ内ニ在リ(ゴースト・インサイド)」、「汝、我ノ内ニ在リ(ゴースト・アウト)」。
- 天涅耀司(あまね ようじ)
CV:松岡禎丞
天涅霊媒事務所の代表。小説家だが本業は死霊術士。龍に対抗した死霊術士集団“饗苑(きょうえん)”の元メンバー。死霊術は「形無キ愛ノ形(ラブ・ファントム)」。
死霊術士
- 馬頭亨(めず とおる)
死霊術会理事の一人。現場時代のあだ名は“鬼眼鏡”。
- 寺島照(てらしま てる)
死霊術会所属の死霊術士。
- 堋ふく(あずち ふく)
死霊術会庶務課の事務員。
- 倉敷翠(くらしき みどり)
夕子の姪の死霊術士。薫の教育係を頼まれる。死霊術は「奏デ舞ウ囀リ(ダンシングベイビー)」、「羽音鳴ル瞳(アイズオンユー)」。
- 梵万尊(そよぎ まんそん)
連れ去られた薫を奪還するために駆けつけた“饗苑”の元メンバー。夕子に好意を抱いている。死霊術は「炎蛇降臨(えんだこうりん)」。
- 天涅龍司(あまね りゅうじ)
蝶遊会の代表。通称“龍”。耀司の兄で、史上最大の天才と云われた死霊術士。死霊術の御法度である死者の蘇生を目指していた。元相棒の樹に施された力の封印が解けて再び動き出した。死霊術は5体の死霊を使役する「群霊融和(ぐんれいゆうわ)」。
死霊
耀司が使役する死霊。
樹から受け継いだ薫の死霊。
- 死霊師団カシマシ(千エ・大五郎・哲心・睦)
翠が使役する死霊たち。
万尊が使役する死霊。
- 眠レナイ隣人(レイジーデイジー)
照が使役する死霊。
その他
- 宇埜樹(うの いつき)
“饗苑”の元リーダー。薫の父で耀司の元相棒。シシの力と引き換えに龍の力を封じたが、その時に負った魂の欠損が元で亡くなった。
- 宇埜梅子(うの うめこ)
薫の祖母。両親がいない薫を引き取った。
- 夕子(ゆうこ)
死霊術士を引退した“饗苑”の元メンバー。現在は保育士。