楽紡とはスマフォリズムゲームアイドリッシュセブンのキャラクター八乙女楽とプレイヤーキャラ(デフォルトネーム:小鳥遊紡)のカップリングタグである。
概要
二人はそれぞれ別の事務所のアイドルとマネージャーであり、更に父親同士が紡の母(容姿は娘と瓜二つらしい)を巡って三角関係の末に絶交している。
その為面識はなく、TRIGGERのファンだった紡が一方的に知っているだけの関係だったが、あるとき楽の父八乙女宗助が紡を母親と間違え呼び止めたところを、絡まれていると勘違いして止めに入ったことで二人は知り合う。
余談だが、その際楽が最初に放った言葉は『親父の愛人か?』だった。残念なイケメン。
その後しばらく交流はなかったものの、TRIGGERの関係者が起こしたとある事件において、真相をうっかり口にしてしまった紡に楽が詰め寄り、駆けつけた七瀬陸と紡を取り合うような構図になる。(ちなみに陸は初対面の楽と同じように絡まれていると勘違いして止めに来た。さすが親子である)その場は真相を話すことで一時的に収まったものの、この時どさくさで『紡』と呼んだことから以降はそう呼ぶようになった。
更にその後も、ある問題で悩む楽と、同じように悩みを抱えていた紡が偶然同じ場所で出くわし、会話した事で立ち直ったり、グループ同士の大事な対決を前に、楽が紡に個人的に電話をかけてきたり(知っての通り、これから争うグループのアイドルとマネージャーなのだが…)と二人の交流が頻繁になっていった。
また、紡とアイドル達の一面が描かれるおまけ要素『ラビチャ』においては、楽が紡に好意を抱いている様子がかなり明確に描かれている。
[平凡な日常]の第二話のタイトルが『気になるあの子のスケジュール』だったり、同ラビチャにて女遊びしているという噂を信じないでほしいとやや必死になったり、午後からオフだからとデートを持ちかけたり、ドライブに行けるかと思えば中止になって落ち込んだり、他にも上げるときりがない。また、TRIGGERの他のメンバーとのやりとりでも「楽は紡を気に入っている」という話が聞ける。
ラビチャにおいては、基本的にどのキャラとも乙女ゲームのようなやりとりを見せるのだが、その中でもかなり顕著な方である。
そして、新たに追加された第二部では、それが明確なものとして描かれた。
楽が正体を隠し『蕎麦屋の山村』として紡と接触した際に、他のメンバーがいるにもかかわらず『あんたなら、八乙女楽を落とせるんじゃないか』『ただの蕎麦屋とならデートしないか』とはっきり好意と取れる発言をし、プレイヤーを震撼させた。
ちなみに、紡の方はその言葉に『(楽と付き合えるなんて)夢のような事だけど、他事務所のタレントと恋愛関係になんてなりません』ときっぱり断っている。ただし、明確にそういう感情を持っていないと明言したわけではなく、山村からのデートの誘いにも『よく知らない人とはちょっと…』というやんわりとした拒否だったので、脈がないわけではない。
上記の事件は、その後九条天から「5分に2回もナンパに失敗した」と攻撃のネタとして使われており、本人はそれに対して「ナンパじゃねーよ!」と怒りをあらわにしていた。
つまり本気……。
これ以外にも、
・楽が紡の髪型の変化に誰よりも早く気付いて似合っていると褒める。
・打ち合わせで顔を合わせた際会話を二階堂大和に邪魔され火花を散らす。
・ゲーム内スチルでも紡が楽と一緒に写っているシーンは他キャラに比べ圧倒的に多い。
・社長である父親から小鳥遊芸能事務所との交流を禁止され従おうとするも、紡の方から誘われそれを受けてしまう(年末特別エピソードより)
・公式コミカライズ『TRIGGER -before The Radiant Glory-』においても紡と会話しようとするも、やはり大和に邪魔され不機嫌になるシーンがある。
と、紡に好意を持っている描写があるキャラの中では、かなり優遇されているといえるだろう。
今後の二人にぜひ期待したい。
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