楽説・厨弐学園
らくせつちゅうにがくえん
あなたは厨弐学園の生徒を使用して出たキャラクターにさらにオリジナル設定を盛り合わせた、趣味の範囲で書かれるオムニバス形式のストーリー。
世界には魔があった、法があった、剣があった、血潮流れる命があった。―――
このタグでの厨弐学園概要
かつて起きた戦争により疲弊した国々が、和平の象徴として設立した学び舎。
一つのクラスに必ず他国の生徒を入れることで、文化交流を試みている。最初こそは疲弊した経済も相まって壊れかけた歯車のような運営であったが、切磋琢磨し戦の残党である魔物を消し去ったり、新たな発明をおこなったり、人々を癒す活動を行ったりと、学生たちの活動は大きく広がり、学園は和平の象徴として確固たる地位を築く。
やがて戦の後始末が主だった学園の役目も、時と共に移り変わる。各国の友愛の場であり、かつ優秀な人材を育成するにはうってつけな場へと、変化していった。
現在は魔物・咎人の討伐、優秀な人材の育成、巨大な情報集積地などなど、多数の機能を持つ。
なお、クラス、教士については厨弐学園の記事を参照。
封印指定聖徒
オリジナル設定。
聖徒の中にも、正義とは思えぬ正義、悪とは思えぬ凶悪、ともかく他の聖徒に悪影響を及ぼす恐れのある聖徒を隔離する制度。封印具を使い能力を封じている場合もあれば、封印の塔に閉じ込めて学外に出さないようにされている聖徒もいる。
規格外かつ凶悪な能力を持つ聖徒ばかりで、ひと癖どころかふた癖以上ある。基本的にマンツーマンで授業を行い、教士も学園内でトップクラスの実力者ばかりである。
退学は、まず無い。
ローク・ウィンケル
厨弐学園3年コンロン組1番。属性は木と水、合成属性は毒。
武具は神斬剣スサノオ。
自分の体内水分を術の場として認識することで、血液を「毒」へと合成することができる。その毒は魔王を討ち取った血筋ゆえか、神すら殺す。その力故に入学直後から三年間軟禁状態で、常に教師とマンツーマン授業。入学した意味はどこへ。戦闘中以外は元気はつらつな明るい少年。
幼少期に、【年老いた老人の為に、火に身を投げ込んで自ら食事となった兎の話】に、それはもう大感動。己の体液を毒として合成する方法を会得した後、己を魔物に食べさせるという方法をとるようになる。しかし毒の生成について全くの無知で、どんな毒が作られるかは彼自身も把握しきれていない。餌になることを笑顔で望みながら、自分の毒に死なずに食べ終えることのできる魔物との邂逅を心待ちにしている。
ロベルト
厨弐学園2年コンロン組担任。属性は嵐・凍・震。
警邏神官だったが、新クラス創設に伴い転属。鬼印術師でもあり、聖徒からの人気は高く、祖国でも英雄である。武具は神風竿タイコウボウ。
二年生の担任……だったのは昔の話、ロークの担当にさせられてしまった。ああ教室で聖徒と戯れた日々が懐かしい。取り立てて特徴のない風貌だが、一人ひとりの才能に適した指導をすると評判が高い。
祖国に迫った最上位ランク指定魔物:魔虎エンダイを討伐した実績を持つ。「凍らせる」ことができるため、ロークの「毒」を止めることができる。釣り竿が引き上げられるものは、何も魚だけとは限らなかったり。
ソンティオ
厨弐学園3年エデン組担任。合成属性は煙&爆、上位属性は炎。
青年。友人との再会のため【とある老画家】の魔絵画を蒐集している。子供には優しい。武具は神麗鞭ハニエル。
オネエ口調で初対面では引かれるものの、慈愛に満ち愛情たっぷりの性格であるからか、生徒からの人気も高い。学園で稼いだお金の大半を魔絵画蒐集に費やしているため、常に金欠。鞭さばきがすごいと評判。
ホーン
厨弐学園2年シャマイン組1番。属性は電。第六感である「電覚」を持つ。獣系人族には珍しく気真面目で、毎日【勇者達と太母様】の像を磨き、祈りを欠かさない。異常に弱い獣人態を持つ。武具は神烙鎚エンマ。
身長:187センチ、体重:65キログラム。痩せているように見えるだけで、実際にはむっちりとしている。脱ぐとすごいタイプ。
虎の耳と尾、長い犬歯、鋭い爪を持つ。気真面目故に融通が利かないこともしばしばある、典型的な優等生。