曖昧さ回避
日本の名字の1つ。ピクシブ百科事典では榎田大樹(元プロ野球選手)、榎田ひかり(仮面ライダークウガの登場人物)など。
榎田(博多豚骨ラーメンズ)
CV:小野賢章
小説『博多豚骨ラーメンズ』の登場人物。
情報屋。かつて海外のハッカー集団に所属していた。
男としては小柄で、白金のマッシュルーム頭に派手な服装が特徴。同業者から派手すぎると言われることもあるが、本人はかっこいいからという理由で意に介さない。根城は福岡市内のネットカフェ。
昔ピアノを習っており、彼のキーボード捌きは鍵盤を弾くような雰囲気がある。またその時のピアノの先生が初恋だったらしく「思い出は綺麗なままにしたい」と自分では現状を調べずに新宿の情報屋を使い、花束を用意したロマンチストな一面も。
飄々としている頭脳派。裏稼業の人間だけあって度胸があり、商売のためなら味方の情報も売るし嘘もつく。が、フォローをしている時はしているのでそこまで悪人でもない。
本名は松田千尋(まつだ ちひろ)。
衆議院議員(後に法務大臣に就任)・松田和夫の一人息子だったが、反抗期真っ盛りだったこともあり8年前父親の選挙期間中にハッキングで警察に逮捕されている。見限った父親に殺されそうになるが、始末役だった八木の手引きで戸籍上死亡したことにして博多に逃げ延びた。
実際のところ、殺す云々は問題児である自分へのお仕置きを込めた嘘であり、博多に送られた本当の理由は「家に縛られず自由に生きてほしい」という親心に由来するものだったことを八木から明かされている
打順は一番で中堅手。とにかく次に回そうと企んでいる俊足技巧派で、リードオフマンとして重宝されている。
シリーズ最終章にて、ある事情から実家に帰還する。
数年後を描いたスピンオフ作品『百合の華には棘がある』では、髪色を茶髪に変え本名に戻したうえで福岡の選挙区から衆議院選挙に出馬、二世議員として国政に進出している。
しかしその裏では、政治家たちが抱える秘密を探っては、手足となる探偵や刑事を使って暗躍しており、やっていることはハッカー時代と大差ない。なんなら権力を持ってる分、ハッカー時代よりタチが悪い。