CV:梶裕貴
概要
『博多豚骨ラーメンズ』の登場人物。
貧しい実家の借金と負担を減らすべく、9歳の時に身売りする形で家を離れ、殺し屋になるための訓練を受ける。成長後は新興マフィア「華九会」の子飼いとして仕事をこなしていたが、組織が母親の病死を伏せて実家への仕送りを搾取した挙句に妹までも娼婦紛いのことをさせた末に死なせたことを知り離反。
以降は仕返しの際に世話になった馬場善治の探偵事務所に居候し、剛田源蔵の仲介で仕事を受注するフリーランスの殺し屋として活動している。
人物
外見上の特徴は長髪と女装。化粧品まで女性ものを使用しており、見た目だけならば女性で通る中性的な容姿をしている。そのため、女性のフリをして標的のもとに潜入し暗殺や情報収集を行うこともある。
ただし、あくまで趣味の一環であるため必要であるならば男性用スーツなど紳士服も着る。また、LGBTQではないことを公言している。
一人称は「俺」。口調は粗野で敬語を使わず、仲間のことも呼び捨てかあだ名で呼ぶ(榎田は「キノコ」、マルティネスは「マル」など)。馬場のこともたまに「バンバカ」と呼ぶ。
凄惨な半生を送ってきたことでやや荒んではいるものの、物理的にも精神的にも豊かになった現在の生活を楽しんでおり、仲間である豚骨ナインのこともなんだかんだ言いつつも個人的な頼みを聞き入れ、お互いに助け合っている。
テレビドラマ視聴、スイーツ、ショッピング、美容を好む。特に風呂にはこだわりがあり、馬場の事務所を改装してバスタブを設置し、自分専用の高級シャンプーを使うほど。
殺し屋としての腕は良く、ナイフピストルや小型拳銃など軽装備で標的を即座に仕留める。
あくまで殺人は仕事と割り切っており、それ以外で理不尽に人命が奪われることを嫌う。
野球チーム「博多豚骨ラーメンズ」でのポジションは遊撃手。野球経験のない素人だったため遅れをとっていたが、時間経過と共に技術を身に着けている。
関連イラスト
上記の通りLGBTQではないのだが、容姿や本作に恋愛要素がほぼないことから、やたらと馬場との腐向けCPとして描かれることが多い。