警告!
この記事はペルソナ5タクティカのラスボスについての情報が記されたネタバレ記事です。
「愚…かなり。愚かナり、おろカナリ愚カなり愚かナリ…!」
「何が変革。何ガ革命。」
「陳腐なソの自我がどレほどの悲劇ヲ生むと?」
「汝ラの消滅こソ人類の願い。」
「汝らの殲滅コそ我が使命!」
「永劫の安寧のたメ、消え去ルがいい。」
「醜悪なる争イの炎と共ニ…!」
概要
サルマエル
『変革の意志』を排除せんとキングダムを作った黒幕で、自らを災厄への防衛本能と称していた。
ラヴェンツァ曰く「人が無意識に抱える『痛みからの防衛本能』が形となって生まれた存在」
双葉曰く「「痛いの絶対嫌だー」って意識が擬人化したみたいなもん」
その行動原理は「痛みを遠ざける」という、自らを構成する感情を基にしたものであり、在り方の変化によって信念の為の戦いや夢に向かって歩み続ける意志などを痛みを伴うものと認識して排除するようになった。
人類を守る為の行動という考えである為に悪意はないが、あくまで自身の存在理由に基づいての行動でしかないある種の本能である為に善意もない。
そもそも標的のトラウマを抉って心を壊そうとし、それでも折れなければ力づくで排除しにかかるというやり方には慈悲も救いも感じられない。
更に自らに抗う者達の意志の強さを「否、否、否、否…!」と認められず、ただただ自らの行動原理に基づいた思考と行動しかできないその在り方は機械的。
容姿
第一形態は白を基調とした見た目だったが、本気になって第二形態になるとその本性を現す。
ボロボロになって黒い機械的な部分が露出し、バイザーを被って嘲笑を浮かべていた顔パーツが取れ、赤目かつ歯を見せた、露骨にニヤケているかのような真っ黒な顔となっている。
更に背中には長い弾帯が付いた銃が追加されており、総じて安寧も静謐もあったもんじゃない姿となっている。
加えて台詞にカタカナが混じっており、その在り方は壊れて暴走したロボットのよう。
勲章が付いた軍隊の礼服のような胴体や銃、そしてステージにある歯車やリボルバーの他、ギミックとして出る電波塔などには、国家や政府、そして暴力装置に広報といった人間社会に連なるものがイメージされていると思われる。
戦闘
第一形態はステージを右回転させつつバイザーからビームを撃ったり手下を呼び出してけしかけたりする。
更に本気となった第二形態はステージの回転(福音)が右(正位)になったり左(逆位)になったりする他、歯車を飛ばしたり雷落として痺れさせたり電波塔を出して標的を定めた後に銃弾の雨を降らせたりと派手で強烈な攻撃をしてくる。