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効果

死神覇王ブラックXENARCH
SR 闇文明 コスト6
クリーチャー:ダークロード パワー9000
各ターンの終わりに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードがあれば、自分のタップしているクリーチャーを3体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の墓地から出す。
ブロッカー
W・ブレイカー
自分のクリーチャーが出た時または離れた時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。そうしなければ、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。

概要

『王道篇 第2弾 カイザー・オブ・ハイパードラゴン』にて登場したダークロード

少し変わったセルフ蘇生効果が特徴。

各ターン終了時に闇のマナがあれば、自分のタップ状態のクリーチャー3体をコストに復活する。

相手ターンに破壊されても復活できるが、この効果を能動的に使って序盤から出す方法が発見され、話題となった。

霊淵アガルーム=プルーフのハイパーモードを利用し、序盤から少しでも多く墓地を肥やし、チーム零のムゲンクライムも使用。

超化獣はコストとしてクリーチャーをタップするが、3体ものクリーチャーを寝かすのは容易ではない。

そこで肥やした墓地からムゲンクライムを使えば、並べたクリーチャーを即座にタップ可能。

特に那由多アストロ宙ノとのシナジーは無視できない。

アストロ宙ノは登場時に、自分のタップ状態のクリーチャーの数だけ手札交換が可能。

こらによってブラックXENARCHを墓地に仕込む可能性を高められ、後半の効果で制圧力を発揮していく。

このカードのコストが6なので、∞龍ゲンムエンペラーの無の効果を受け付けないのもシナジーが強い。

もう1つの効果は破壊かハンデス

自分クリーチャーの登場時、または離れる時に相手クリーチャーを破壊し、できなければ手札を1枚削る、なかなか面倒な効果である。

相手が選ぶ形式なので、「相手に選ばれない」効果をすり抜けるが、マッドネスを踏むリスクが高い。

それでも、序盤からこのクリーチャーを出せれば、あとは手軽に相手のリソースを削り続ける。

このクリーチャーが出た時点で誘発し、2枚目をセルフ蘇生すれば更に誘発する為、相手の場と手札はボロボロになる。

その蘇生条件が判明した事で、緊縛の影バインド・シャドウが注目された。

バインド・シャドウはコスト1でタップして出るクリーチャーで、場に出る闇文明クリーチャー全てをタップさせる効果を持つ。

本来ならデメリットが気になるカードだが、ブラックXENARCHの早期着地に悪用できる為、19年前のカードが掘り起こされる事態になった。

全ての効果が零龍と噛み合っており、立ってるだけで破壊とハンデスを補助し、セルフ蘇生時に墓地に3体のクリーチャーが落ちる為、恐ろしいまでのシナジーに戦慄したプレイヤーも多かった模様。

そしてハイパーエナジーの登場で、更に使い勝手が良くなった。

このカードのセルフ蘇生の条件が、闇のマナがある事のみなのと、ハイパーエナジーによるコスト軽減に文明指定が無いので、多くのクリーチャーをタップしつつ、このカードを蘇生可能。

超暴淵ボウダン=ロウと相性が良く、墓地肥やしに加えて大量蘇生効果持ちなので、ハイパーエナジーに利用したクリーチャーをコストにしても、ボウダン=ロウの効果で使い回せる。

研究が進めば更に悪用できそうな、可能性に溢れたカードである。

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